「主体性を高める行動」は「主体的な行動を取ること」ではない

「主体性を高める行動」は「主体的な行動を取ること」ではない

「主体性を高める行動」は「主体的な行動を取ること」ではない

 

「主体性ある行動」と「主体性を高めるための行動」は別物です。

「主体性を高めるための行動」と言えば、以下が挙がりがちです。

 

  • 主体的な考え方をする
  • 主体的な言葉を使う
  • 自分の意見をもつ

 

しかし、これらの行動は、「主体性を高めるための行動」ではなく、「主体性ある行動」です。

 

「主体性ある行動」には、2パターンある

◇「主体性ある行動」2パターン

  1. 充分養われた主体性のもとで発揮される場合
  2. 無理やり発揮される場合

 

  • 無理やり主体性ある行動を取っても、持続性はなく、主体性を養う効果は期待できないどころか、逆効果を生む場合もある
  • 主体性ある行動を持続的に自然と取れるためには、自分を知り、認めながら、主体性を高める以外にない

 

 主体性ある行動自体が大切なのではない

◇単に主体性ある行動が取れれば良いのか?

主体性ある行動を取ること自体が目標であれば、主体性自体を高めることを省略しても間違っていません。しかし、一過性のスキルとして主体性ある行動を身につけても、本人にとっては苦しいでしょう。

 

主体性を高めることを省略し、主体性ある行動を取ることだけで充分だと思うことは、たとえるなら、仕事のスキルが未習得な状態で、とりあえずスーツを着て、大切なプレゼンを任されているような状態です。その人がたまたま人前で話すことが得意であれば、その場はやり過ごせるでしょう。

しかし、もしプレゼンが失敗に終わり、恥をかいたり、周りから責められれば、プレゼン恐怖症、最悪は仕事が嫌になるかもしれません。一か八かです。

 

 主体性を高める方法

◇主体性を高める方法

主体性を高める方法は、主体的な行動を取ることではありません。効果を生む場合はありますが、プレゼン同様、一か八かです。

本人のことを大切に思うならば、そして、一過性ではなく、持続成長する主体性を得るためには、以下のStepをお薦めします。

 

Step1. 主体を見つける

Step2. 自己承認する

Step3. 主体的な行動を意識する

 

  • 主体性を高めるための行動は、主体的な行動を取ることではない
  • 主体的な行動を意識するのは、Step1&2の後、又は、同時進行で
  • 高まりつつある主体性を確かなものにする段階で、主体的な行動を通した経験をする
  • 主体性が高くない段階の人は、正しい自己認識と自己承認が必要
  • 正しい自己認識のために、主体=本当の自分を知ることが必要であり、作業は至ってシンプル

 

以下記事で解説しています。

「主体性を高める」教育完全手引き

 

▶YouTube「自分を知っていますか?」動画はこちらから

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