外国籍従業員教育 ~外国籍従業員が強みを活かしながら日本企業で活躍するために~
Contents
多国籍従業員を抱える日本企業が感じる課題
◇外国籍従業員の現状
- 日本人の異文化無理解にモチベーションダウン
- 不安や不満を感じる (個 としての存在認知 /業務手順への疑問/サポート体制が不足/マインドケア不足/日本人の感覚への疑問)
- 疎外感を感じる
- 仕事る対する成長意欲が低い
- 適切な報告をしない
- 日本語が上達しない
- 上司からの指示が理解できない
- 提案をする場がない
- 日本人従業員との間に溝を感じる
◇日本人従業員の現状
~採用段階~
- 採用基準が不明瞭
- 質問力不足
- 見極め力不足
- トラブルを防ぐ&魅力が伝わる会社説明ができない
- 異文化無理解
~入社段階~
- 外国籍従業員が求める説明の不足
- トラブルを防ぐための説明の不足
- 外国籍従業員の不満を見逃している
~入社後~
- 外国籍従業員が納得する説明をしない
- 分かりやすい指示をしない
- 外国籍従業員の要求に適切な対応をしない
- 評価結果の説明に不備がある
- 外国籍従業員のミスに適切な対応をしない
- 他日本人従業員へのケアを軽視している
- 無意識のうちにチーム力を低下させている
このような現実がある中、日本人を含む多国籍従業員が、高いパフォーマンスを継続的に発揮し、会社が掲げる企業目標を達成するためには、どのような教育が求めらるのでしょうか。
絆グローバルの、多国籍従業員 が働く企業が企業目標を達成するための従業員教育をご紹介します。
■教育&施策の目的
日本人を含む多国籍従業員が、高いパフォーマンスを継続的に発揮し、
会社が掲げる企業目標を達成すること。
■目的を達成するために従業員に求められる要素例
◇日本人従業員に求められるもの
- 会社のビジョンと従業員が求められている期待値の理解
- 異文化をスムーズに受け入れるマインド
- グローバルチームを率いるしなやかなリーダーシップの発揮
- 高いサービスパフォーマンスの発揮
- グローバルコミュニケーションスキル
◇外国籍従業員に求められるもの
- 日本文化(企業文化/接客文化)の理解と尊重するマインド
- 会社のビジョンと従業員が求められている期待値の理解
- 日本で働くためのコミュニケーション&接客スキル(例:CS、察知力、ビジネスマナー、ビジネス日本語、チームコミュニケーション)
■教育&施策イメージ
1.経営陣によるビジョンと行動基準の決定と提示
2.受け入れ体制整備
3.マインド&スキル準備
4.継続した取り組み
求める結果
◆企業目標達成
例えば、
- 強いチーム形成
- 選ばれる品質提供
- 売上・リピーター増加
- 企業価値向上
◆従業員の成長と強い多国籍チームの形成
◇日本人従業員の成長
- 企業ビジョンと自分の役割理解
- 外国籍従業員の役割理解
- 異文化を受け入れるマインドがある
- 多国籍チームを作るイメージがある
- コミュニケーションスキルがあるor習得意欲がある
◇外国人従業員の成長
- 日本文化/企業の特徴と魅力の理解
- 企業ビジョンと自分の役割理解
- 日本人従業員を受け入れるマインドがある
- コミュニケーションスキルがあるor習得意欲がある
◇強い多国籍チーム
- 企業ビジョン達成に求められる各自の役割を理解
- お互いの良さを生かした強い多国籍チーム形成
- 同じ方向を向いて努力する従業員たち
上位層に求められるもの
- 企業ビジョンを明確に設定し、全従業員が目指すべき方向性を示すこと
- 行動基準を設定し、全従業員が安心して働きやすい環境を創ること
- 経営層が率先して異文化理解/多国籍チーム作りに取り組み、手本を示すこと
研修イメージ
研修は、基盤形成とスキル付与に分かれます。基盤形成後、または、基盤形成を行いながらスキル付与研修を行うことが大切です。 上記イメージの講義項目を組み合わせて研修を行います。
また、スキル付与研修は、基盤形成の重要性を踏まえた内容であることが重要なため、基盤形成~スキル付与研修をシームレスに行うことが大切です。
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