「協調性を養う行動」は「協調性ある行動を取ること」ではない
「協調性を養う行動」は「協調性ある行動を取ること」ではない
「協調性ある行動」と「協調性を養う行動」は別物です。
「協調性を養うための行動」と言えば、以下が挙がりがちです。
- 人と積極的にコミュニケーションを取る
- 自分の考えを相手に伝える
- 人の考えを聞く
しかし、これらの行動は、「協調性を養う行動」ではなく、「協調性ある行動」です。
「協調性ある行動」には、2パターンある
「協調性ある行動」には、2パターンあります。
- 充分養われた協調性のもとで発揮される場合
- 無理やり発揮される場合
- 無理やり協調性ある行動を取っても、持続性はなく、協調性を養う効果は期待できないどころか、逆効果を生む場合もある
- 協調性ある行動を持続的に自然と取れるためには、人との心の距離を縮めつつ、協調性を養う以外にない
協調性ある行動を取ること自体がポイントではない
◇単に協調性ある行動が取れれば良いのか?
協調性ある行動を取ること自体が目標であれば、協調性を養うことを省略しても間違っていません。
しかし、一過性のスキルとして協調性ある行動を身につけても通用しませんし、本人にとっては苦しいでしょう。
協調性を養うことを省略し、協調性ある行動を取ることだけで充分だと思うことは、たとえるなら、サッカーの基本も知らず、体力もついていないのに、選手と同じユニフォームを着て激しい試合に出ている状態です。
いずれ怪我をします。
協調性を養う方法
◇協調性を養うために
- 協調性を養う行動は、協調性ある行動を取ることではない
- 養われつつある協調性を確かなものにする段階で、協調性ある行動を通した経験をする
- 協調性を養う方法は、意識面と行動面に分かれている
- 意識面については、協調性とは何か・必要性を理解すること➡「協調性とは/養い方10の意識ポイント」
- 行動面については、以下記事で解説する2つの行動を意識すること
【グローバル人材㉚】協調性とは/養い方10の意識ポイントと周囲の関わり方
【グローバル人材㉛】協調性を養うための行動1【今に精一杯向き合う】
【グローバル人材㉜】協調性を養うための行動2【自己承認・他者承認力】
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