【学生たちへ】㉜協調性を養うための具体的行動(2)ありのままを承認

※コラム【学生たちへ】は、これからの未来を創っていく若い方へ向けて書いています。

私は、グローバル人財基盤形成教育を行っているHiranoです。

どのような環境にいても、自分や仲間の魅力や能力を最大限に活かしながら、

実際に社会で活躍している人たちが持っている要素を分析し、教育に活かしています。

そんな私が、生徒や先生、保護者、社会人の受講者と関わる中で気づいたことを、コラムで紹介しています。

 

今日のテーマは、「協調性を養うための具体的行動(2)ありのままを承認」です。

協調性を養うための具体的行動(2)ありのままを承認

協調性を養うための具体的行動として、前回のコラムで、「目の前のことに精一杯、真剣に向き合う」ということをご提案しました。

今回のご提案は、「相手をありのまま承認する(認める)」です。

 

皆さんは、このような経験はありませんか?

「私はこう思う!」と主張したら、相手に否定された。

「それ違うでしょ」「そうじゃないから」「それおかしいでしょう」「なんでそうなるかなぁ」などと。

否定された人は、もう傷つきたくないと、相手を避けたり、

または、「自分が正しいことを証明してやる!」「あの人を見返してやる!」「認めさせてやる!」などと、

自己証明に走ります。

 

一方、自分の考えを受入れられ、

「分かる分かる!」「自分もそう思う」などと理解して貰ったり、

「へぇ!なるほど」「自分の考えとは違うけど、どういうことか詳しく教えて」などと興味を持たれたら、

人は嬉しくなります。

自分も相手を認めたくなりますし、相手の異なる考えを自分も聞いてみたいと思います。

 

自分が認められていない(否定された)と感じた人は、心に穴がある状態です。

その人にとっての関心事は、「その穴を埋めること=自分を認めさせること・自己証明」になります。

一方の、認めて貰っている人は、心に穴はありません。

ですから、持っている力を、ただストレートに目的のために活かせるのです。

 

自分の物差しで相手を計らない

異なる考えをもつ相手のことを、「異なる考えをもつ、尊重すべき相手」として、まずありのまま認める(承認)ということです。

「普通こう考えるものなのに・・・」

「なぜこの人は、そのように考えてしまうのだろう・・・」という思いは、

”自分の考えが基準”という視点で考えている証拠です。

色々な考えをもつ人がいるのです。

自分の考えが正しいという思い込みは、危険です。

 

違いを受入れた上でコミュニケーション

相手の考えが自分のとは異なる、ということは素晴らしいことです。

似たような考え方が集まった組織より、異なる考え方が多く集まった組織の方が、強くなります。

それらの考え方が決して否定されず、尊重されれば。

 

しかし、尊重するというのは、自分の考えを押し殺して、相手の考えに従い動くこととは別です。

異なる考えを紹介しあう、共有しあう。

その上で、同じ目的ビジョンのもと、どの道を選ぶかを、皆で決めていくということです。

 

「承認」は必須能力

例えば、企業で管理職やマネージャーなどに昇進した人たちは、教育を受けます。

部下や後輩をうまく育てたり、力を発揮してもらうための関わり方や考え方を身につけるための教育です。

そこで、必ず学ぶのが「承認」です。

会社の中の上司や先輩に「人をありのまま受入れる承認の心」があるかどうか、どこまであるか、というのは、会社が発展するためにはとても重要なことなのです。

 

しかし現実は、管理職研修で「承認の大切さ」を学んでも、実際は部下をありのまま承認していない人が多くいます。

頭では承認の大切さを理解していても、いざ仕事が始まると、承認できないのです。

 

承認が浸透していない組織では、問題が起こったり、風土が悪くなったり、成果が出せなくなります。

このような問題が起こると、管理職は立ち止まり、対策を考えます。

そして、部下を承認していない管理職は、部下の問題点を改善することに全力を注ぎます。

しかし、真の課題は、承認されていない人々の集まりが組織を創っていることなのです。

皆が、心の穴を埋めることを最優先し、働いているのです。

 

管理職たちは、「自分が部下たちを承認できていないことが原因ではないか?」とピンと来ません。

なぜなら、「人を承認していない自分」に違和感を感じないからです。

なぜ違和感を感じないのかというと、承認が自分の中の当たり前・習慣になっていないからです。

「頭の中だけで、必要だと理解していること」に留まっているからです。

 

だから、若い内から、相手をありのまま受入れる承認を、自分の当たり前にして欲しいのです。

歯を磨かずに外出したら、違和感を感じるように、

準備体操をせずに試合をしたら、体が違和感を感じるように、

相手を否定する自分がいたら、自分に違和感を感じてください。

歯磨き、準備体操と同じように、承認を自分の習慣・当たり前にしてください。

 

承認が大前提という人々によって、未来が創られることを願っています。

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