【ESDカリキュラム化】グローバル人材基盤形成教育/中学・高校・大学

【ESDカリキュラム化】グローバル人材基盤形成教育/中学・高校・大学

対象者

中学生~大学生と教職員

 

教育の目的

生徒・学生の皆さんが、グローバル社会で活躍するために必要なマインド要素を理解し、行動化に落とし込む習慣を身につけることで、主体性・多様性・協調性を更に伸ばし、将来能力を活かし活躍し、より良い社会を築く一員になること

 

文部科学省が目指す「持続可能な社会の創り手を育む教育=ESD」

◆文部科学省が目指す「持続可能な社会の創り手を育む教育=ESD」

【文部科学省】持続可能な開発のための教育(ESD)

◇ESDの視点に立った学習指導で重視する「7つの能力・態度」

  1. 批判的に考える力
  2. 未来像を予測して計画を立てる力
  3. 多面的・総合的に考える力
  4. コミュニケーションを行う力
  5. 他者と協力する力
  6. つながりを尊重する態度
  7. 進んで参加する態度

 

どのように学ぶのか

  • 主体的対話的で深い学び」の視点から、不断の学習・指導方法を改善することが重要
  • 問題解決的な学習を適切に位置付けるなど、探究的な学習過程を重視
  • 学習者を中心とした主体的な学びの機会を充実し、体験や活動を取り入れるだけでなく、学習過程のどの部分にどのように位置付けたら効果的かを十分に吟味
  • グループ活動を取り入れ、話し合い、協力して調査やまとめ、発表を行い、協同的な学びをする

 

◇何ができるようになるのか

  • 知識・理解に留まらず、学びを活かし、様々な問題を「自分の問題」として行動する「実践する力の育成」を目指す
  • 「持続可能な社会の構築」という観点を意識することにより、児童・生徒の価値観の変容を引き出すことができる

 

◇どのように取り組むのか

  • ESDを効果的に推進するためには、ESDの実施を学校経営方針に位置付け、校内組織を整備して学校全体として組織的に取り組む
  • ESDを適切に指導計画に位置付ける
  • 地域や大学・企業との連携の視点を取り入れる
  • 児童・生徒による発信と学習成果の振り返りを適切に行う

 

ESDで重要視される「7つの能力・態度」は、「どのように学ぶのか」で分かる通り、主体性とビジョン意識を踏まえたものです。

【文部科学省】持続可能な開発のための教育(ESD)

 

当教育の目標

  • 生徒さんが主体性・多様性・協調性・ビジョン意識・表現力・コミュニケーション力を身につけること
  • 教職員の皆さんによる生徒さんへのサポートが、更に効果的になること

 

子供・若者たちが将来、いかなるグローバル環境でも、自身の魅力・能力を存分に活かしながらイキイキと働き、生きるために必要な「活躍するグローバル人材に必要な基盤」を創ることが、この教育の目標です。

その基盤には主体性・多様性・協調性・ビジョン意識・表現力・コミュニケーション力・チームの力が含まれています。これらの要素は、一度授業を受けたり、テキストを読み込めば身につくようなものではありません。

また、生徒が単独で身につけようと努力したり、一人の担当講師から一方的に学ぶよりも、周囲の人々との関わりや出来事、葛藤、体験を通して身につけることが、「将来彼らを支える上で機能する基盤創り」には大切です。

 

教育のテーマ

講義を基本とし、必要に応じてプレゼンテーション、コミュニケーション体験合宿、グローバル人材の講演等をご相談の上、組み合わせ実施します。

◆テーマ

  1. 主体性・ビジョン意識・表現力
  2. 多様性・チームの力
  3. 協調性・コミュニケーション力

 

教育導入の流れと内容

教職員の方と共に内容のご相談を行い、内容決定後は、以下の流れで教育を開始します。

 

はじめに

最初に、教職員の方への説明をさせていただきます。

可能な限り、保護者の方へも簡単な説明ができれば理想です。

  1. 教職員への説明
  2. 保護者への説明
  3. 生徒への教育開始

◆教職員・保護者への説明の大切さ

様々なアプローチによって上記要素を身につけていただくのが、この教育です。教室の中で、講師と関わることだけではなく、たとえば在学中の3年間の生活・生き方・関わり方等を通して基盤を創り上げていきます。

ですから、生徒を囲む教職員、保護者等の大人が、なるべく効果的に彼らの基盤創りをサポートできることが大切です。

そのために、生徒への教育を開始する前に、大人の方への説明を行い、教育の目的と目標、講師たちが意識している関わり方等を知っていただきたいと思います。

 

実は、この教育を始めた当初は、大人の方への説明は特に行っていませんでした。しかし、同じ教育を受けている生徒たちに、1年後、2年後に差が出てきました。

生徒は成長過程にいますし、成長速度も当然人によって異なる、ということを踏まえつつ、教育の効果が出続けている生徒とそうではない生徒のクラス環境や保護者との関わりを調査しました。

そして分かったことは、教育の効果を維持するどころか、向上させる関わり方をする大人に囲まれている生徒の方が、スムーズに基盤創りを行っていたということです。

このことから、大人の方への説明を最初に丁寧に行っています。

 

説明会を経て、生徒さんへの教育を3カテゴリーに分けて始めます。

  • 講義の受講者は、生徒さんと教職員の方です(教職員の受講人数<生徒さん受講人数の1割)
  • 教職員の方は、生徒さんとの効果的な関わり方を考えながら受講されています
  • 各講義前後、教職員の方と講師が対話を行います(各1時間程度)
  • 各講義前、簡単な事前課題に取り組んでいただきます

 

1.主体性・ビジョン・表現

良質なグローバルコミュニケーションは、自分軸と自分軸の交わりです。グローバル教育では、多様性ダイバーシティや、協調性・コミュニケーションを学ぶ前に、必ず主体性を学びます。

 ◆主体性・ビジョン・表現

主体性の確立を最初のテーマとしながら、同時に、ビジョン意識、基本的な表現力の習得を行います。

 

◇内容例

  • 主体性があるから多様性を受け入れられる
  • 主体性は自己承認力と大きく関係している自己承認力(自己肯定感・自己効力感)を得る
  • 主体性は習慣で身につける➡全ての活動の根底になる主体性を引き出す
  • 「活躍する」の定義(各自の定義)
  • 実際にグローバル環境で活躍する人々の特徴
  • 学生時代から基盤創りをする理由
  • 目的意識の質を高めるビジョン設定主体=本当の自分をビジョンへ落とし込む
  • ビジョンを深める習慣ビジョンを掲げて終わるか実現させるかの違いと具体的な行動化へ繋げる
  • 良質な他者貢献ビジョンの大切さ自分の願望を叶えるビジョンからより良い社会を築く意識へ高める
  • ビジョンを共有し応援しあう社会の課題や他者のビジョンを自分ごとに捉える習慣
  • ビジョンを目標・行動目標へ落とし込む未来像を予測して計画を立てる
  • 表現力を身につける
  • 自分を成長サイクルにはめる方法成長と発展を止める他責を理解した上で自問自答習慣

【自己承認シート】自己肯定感と効力感を高め主体性を確立/他者承認力へ繋げる

「主体性を高める行動」は「主体的な行動を取ること」ではない

【グローバル人材⑰】発表は「聞く人」が重要【人事の視点/採用面接】

 

2.多様性・チームの力

主体性・ビジョンで自分の中に目を向けた後、視点を上げ、多様性と仲間・チームについて学びます。

 ◆多様性・チームの力

主体性・ビジョンを確かなものにしていき、表現の練習機会を作りながら、多様性の理解と受入れチームの教育を行います。

 

◇内容例

  • 「グローバル」の前に大切なこと
  • 異文化の範囲
  • 異文化行動の背景
  • 日本・自文化の理解・説明
  • スムーズな異文化理解と受容
  • 自己承認➡主体性を深め進んで参加する態度に繋げる
  • 他者承認力つながりを尊重する態度に繋げる
  • チームビルディング
  • One Teamの意識と行動

「多様性を受入れる方法」は「多様性を理解すること」ではない

【グローバル人材⑱】チームの力【必要性・チーム単位・航空会社・孤独な人】

 

3.協調性・コミュニケーション

主体性・多様性を理解した後、自分や他者の能力を活かし成果へ繋げる段階へ視点を上げます。

◆協調性・コミュニケーション

自分やチームが持続可能な発展や成長をするために必要な協調性の理解と行動、異文化コミュニケーションを学びます。

最終回では、テーマに基づいたチームプレゼンテーション大会を行うなどします。

 

◇内容例

  • 協調性の必要性理解と環境創り他者と強力する意欲へ繋げる
  • 協調性を養う意識と行動他者と強力する力へ繋げる
  • 本質を踏まえた思考批判的な思考はいわば本質を踏まえた視点があることから生まれる
  • 多国籍な人々とのコミュニケーション
  • 英語コミュニケーション
  • 気持ちよいコミュニケーションに必要なグローバルマナー
  • プレゼン大会(テーマ:SDGs、生徒自身のビジョン等/方法:自治体との協働大会、保護者や地域住民参加型等)

「協調性を養う行動」は「協調性ある行動を取ること」ではない

 

導入例(高校)

3年間で3カテゴリーの講義を、数ヶ月に1回導入し、現在6年目となる私立高校。講義と平行し、SDGs学習、研修旅行を実施。

◆教育導入前に学校が感じていた課題

  • 生徒のコミュニケーションが消極的(学年・クラス・部活を越えた交流がなかった)
  • 生徒は主体性に欠け意欲が低かった
  • 教職員の指導や情熱にムラがあった
  • グローバル人材を育てるという学校方針はあったが、導入したカリキュラム(異文化交流・英会話等)に不足を感じた

 

◆教員・生徒が感じた教育効果

  • 校内のコミュニケーションが活発になり、生徒同士が多様性を受入れるようになり、垣根を越えた絆が生まれた
  • 自分のことを人に伝えたり、ビジョンを語る光景が日常になり、恥ずかしさもなくなった
  • 多くの生徒が、自分に自信をもち、自分には可能性があると思うようになった
  • 部活でもビジョンと成長サイクルを活かし、全国大会出場等の結果を出した
  • うまくいかないことを人のせい、環境のせいにして逃げる他責の姿勢が改善した
  • 生徒が、家庭や身近な人に感謝の言葉を伝えるようになった
  • 殻に閉じこもっていた無口で人との関わりが苦手だった生徒が、自分のビジョンを仲間に語れるようになった
  • プレゼンテーション能力が向上し、大勢の前(市民など)の前でも臆せず発表できるようになった
  • 教員自身に多くの変化が見られ、ビジョン意識、協調性を引き出す関わり等は、新たな教育方法を生んだ
  • 3年生の段階では、生徒本人の意思をしっかりと反映させながら進路相談に乗れるようになった

 

導入の流れ

お話し合いをベースとし、目安としては以下の流れで導入していきます。

事前

  1. お打ち合わせ(現状、ご要望などの相互確認/1~2時間)
  2. カリキュラム提示・講師紹介⇒必要な調整(お打ち合わせから1か月程度)
  3. 進め方・スケジュールの決定
  4. 教職員向け説明会(セミナー1か月~2週間前)

セミナー約1か月前~

  1. 事前課題(生徒・教職員の方)

セミナー当日

  1. セミナー受講(生徒)
  2. セミナーオブザーバー参加(教職員)
  3. セミナー後の意見交換(教職員・講師/1時間)

※セミナーの撮影は可能です

※教職員のオブザーバー参加人数は、生徒さん受講人数の1割以下でお願いします(生徒さんの研修効果を保つため)

セミナー後

  1. 講師によるフィードバック(教職員責任者/書面提示⇒ミーティング1時間)
  2. 次回セミナーまでの課題への取り組み(生徒)

 

その他(スケジュール・料金)

  • 対象・・・・・・・中学生・高校生・大学生+教職員の方
  • スケジュール・・・セミナー1回3時間×8回/2年
  • 受講者人数・・・・各回50名以下+教職員の方
  • 料金・・・・・・・1,320,000円/2グループ目以降880,000円(税込)
  • 形式・・・・・・・基本は対面講義
  • 講師・・・・・・・各セミナーを講師1名が担当・2名での対応が可能

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