外国人 英語 接客 セミナー 説明力 「商工会議所様での外国人接客セミナー」
先日、埼玉県の商工会議所様にて、セミナーをさせていただきました。
外国人接客セミナー
今回の受講者様は、飲食店やホテル、スポーツジムなどの経営者様と、実際に外国人のお客様に対応するスタッフの方が殆どでした。
2時間のセミナーでは、外国人客をリピーターにするSTEP1~5のご紹介もさせていただきました。
1つのSTEPだけで1日は欲しい所ですが、ギュッとまとめてお伝えし、それを踏まえて、
- 実際に英語でのロールプレイ
- 実際受講者様が抱えていらっしゃるの課題の解決方法のご紹介
- 他言語対応等のインバウンド対策に関するポイント
なども行いました。
爆笑セミナー
セミナー終了後、商工会議所のご担当者様が仰いました。
「こんなに盛り上がったセミナーはありませんでした」と。
訪日外国人目線を交えた接客英語の話が、受講者様には面白く思えたようです。
長年国際線CAとして働いていた人間には当たり前になっていたことが、人によっては爆笑なのですね。
受講者様かたら頂い様々な質問
受講者様には疑問を解決して帰っていただきたかったので、質問を沢山挙げていただきました。
質問の一部をご紹介します。
有料のお通しサービスを理解してもらえないがどうしたらいいのか?(和食店を経営している女性)
実際のお客様とのやり取りを伺うと、とても苦労されていることが分かりました。
まず、2つの点で解決へのヒントをお話ししました。
1)説明力を身に付ける
英語でサービスを説明できるようになることが必要かもしれません。これは、特別難しいことではありません。
説明する場面が想像されるサービスひとつひとつに対しての英語の説明を予め準備し、それを使ってみてはいかがでしょうか。
スラスラと話せるようになればbetterですね。短く簡潔な文章で充分です。他言語対応も出来ているとbetterですね!
でも、ここで大切なのは、説明力=英語力ではないということです。
「お通し」という一つのサービスに対する、接客担当者一人一人の理解と思い、そのようなものが、実は大切なのです。
2)そのサービスの価値を見せてあげる
1番の「接客担当者一人一人の理解と思い」と繋がりますが、
外国人のお客様が、
Oh! This is the Otoshi! I want to try!! Darling, you should try,too!
(=まぁ!これが「お通し」なのね!食べて(経験して)みたかったわ!ダーリン!あなたも食べた方がいいわよ!)
と、少々大袈裟に思えるかもしれませんが、このような状態になってくだされば良いですね。
その為には、和食のお通しの価値が、外国人にしっかり伝わればよいですね。
そうすれば、外国人にとってお通しは、
「頼んでもいないのに勝手に出てきて300円取られるもの」ではなく、
「日本のお通しというサービス、是非経験してみたいわ!300円でいいの?」となるでしょう。
では、どのようにすれば、「価値を見せてあげる」ことになるのでしょうか?
簡単に言えば、
- そのサービスの「見せ方」を変えること
- 接客担当者自身のマインドを変えること
です。
「見せ方」を変える時は、「ターゲットとする国籍のお客様目線」で考えましょう。
この作業には投資する価値があると思います。
接客担当者自身のマインドを変えるためには、提供サービスに対する理解と誇りを持つことが必要ですね。
この場合、まずは、マネージャーや店長、経営者のマインドを変えることが不可欠かもしれません。
その受講者様は、当初、
「お通しが300円するので、外国人の方には理解してもらえないし、申し訳ないので、お通しサービスは外国人の方には廃止しようと思っているのです・・・」
と仰っていましたが、結局、「廃止する必要はないですね!」と仰っていました。
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