【グローバル人材⑮】ビジョンが叶う人の考え方3「仲間のビジョンを本気で応援」
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【グローバル人材⑮】ビジョンが叶う人の考え方3「仲間のビジョンを応援」
前回のコラムに引き続き、ビジョンを叶えていく人が身につけている考え方を紹介します。
ひとつめの考え方は、「人の幸せ」を理想の一番上に掲げることでした。
ふたつめの考え方は、「自分ごとの範囲が広い」でした。
他にも、ビジョンを叶えている人が行っていることがあります。
ビジョンを叶える人生を送るためには、自分のことばかりではなく、人のことも大切に考えることが大切だということを確認しましたが、では、あなたの周りにいて、共にビジョンを達成するために、支え合う人は誰でしょうか。
もちろん、あなたが支えたいと思う人が正解なのですが、ただひとつ、ビジョンを持って生活しようとする人にとっての良い仲間がいます。
それは、同じようにビジョンを持っている人、または、ビジョンを持って生活しようと意識している人です。
ビジョンや目標などを持ち、志高く生きようとしている人を成長させる人は、同じように志高く生きている人です。
そして、どのような関わり方をすることが良いのかというと、それは、お互いのビジョンが達成されるよう本気で応援し合うことです。
仲間のビジョンを本気で応援
さぁ、顔を上げてください。今あなたの隣、近くには誰がいますか?
共に学んでいる仲間がいますね。
彼らは、あなたのように、自分の魅力・能力を最大限活かし、何かに貢献し、活躍する人生を送ることを叶えたいと思っていますか?
あなたをより成長させる存在は、その仲間です。
あなたが、彼らのビジョンを知り、共感し、本気で応援すること、それが相手の成長やビジョンへ近づくことに繋がるだけではなく、あなたの成長にも繋がっていくのです。
「人のことより自分のことを考えなさい!」と言われたら
もし、あなたが仲間のために何かをしようとした時、周りの人から「人のことより自分のことを考えなさい!」と言われたら、どうしますか?
折角大切なことに気がついて、自分なりに人のために動こうとする若者の行動を、このような一言で減速させる人がいることを、私は知っています。
そのような時は、多くの口答えをせず、自分の気持ちを信じて仲間を応援して良いと思います。
自分はどこまでを「自分ごと」として生きていきたいのか、考えてください。
そして、自分を心配して声を掛けてくれたその人に感謝してください。
悪気はないのです。あなたを心配しているのです。
仲間のビジョンを知る
出来る範囲で、共に支え合い成長する仲間のことを知っていきましょう。
彼らの名前は?所属は?住まいは?趣味は?
そして、彼らのビジョンは何ですか?
ビジョンを教えてもらった時には、是非以下を実践してください。
◆ビジョンを伝え合う時に実践したいこと
- 相手のビジョンの素晴らしい点を思いっきり伝える!
- 感動、共感した点を伝える!
- 一緒に頑張って行こう!と応援する!
- こんな風に助け合おう!と提案する!
- 仲間のビジョンに刺激されたことがあれば、自分のビジョンに即反映させる!
このような相手への働きかけ「empowerment=勇気や力を与えること」によって、勇気を与え合う環境ができ、それはビジョンを叶えていく追い風になるものです。
彼らのために、あなたにできる応援はありそうですか?
If you feel exited to support your members, it’s a good sign. Your vision is straight on the way to come true.
周りの人の関わり方
ビジョンをもち人生を歩もうとしている若者や後輩が、理想の世の中を築いていく上で大切なことは、仲間のビジョンを深く知り、応援したい気持ちになることです。
今の世の中の問題点や、理想の世の中の状態について分かっている人たちの意見を多く共有し、それらを自分ごととして捉える若者たちが、将来を創る「大多数」になることが、より良い社会を築くことになり、それが、あなたの仕事ではないでしょうか。
- まず、仲間が気づいている現実の問題や理想の状態を知る機会があるかどうか
- それを知ったとしても、真剣に自分ごととして捉えるかどうか
- 更に、自分も、理想の社会を築く一員になろうと自覚するまでに至るか
これらを可能にするのが、ビジョンの共有です。
しかしその前に、周囲の人にできることとは何でしょうか?
- まず、周囲の人自身が、自分の主体をしっかりと見出し、その上でビジョンを抱き生活する
- 若者がビジョンを抱き生きることを当たり前にできる環境創りと関わりをする
- ビジョンの中には、自分ごと目標や欲望の達成だけではなく、むしろ関わった若者の活躍する姿や彼らが築く理想の世の中を含める
若者の悩みやビジョンを聞き、行動面で細かくアドバイスすることが大切なのではありません。
誰に悩みを打ち明けるか、どのような行動を取るかは、若者自身が見つけることができます。
自身が良質なビジョンを抱き、若者のビジョンが叶う環境創りをすることが大切です。
◆未来を築く若者にとって大切な5つのこと
- 周囲にいる先輩や大人が良質なビジョンを抱いていること
- ビジョンを抱くこと
- ビジョンを周囲に共有すること
- 仲間のビジョンを真剣に聞き、応援したい気持ちになること
- これらが当たり前の環境に身を置くこと
若者が、「仲間の真剣を知ること」が、理想の社会を創る基盤になります。
ビジョンを共有する環境を創る際は、「協調性について」と「発表時に大切なこと」について確認してみてください。
ビジョン共有だけではなく、一石二鳥、三鳥の効果が出ると思います。
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