【グローバル人材①】当たり前は変わる、変える/主体性
【グローバル人材】当たり前は変わる、変える/主体性
あなたは、このような経験をしたことはありますか?
人々や社会にとっての「本当の幸せ」を考え「これが正しい!」と思うことや、自分をより良く活かすために「この方がいい!」と思うことを周りの人に伝えたところ、それらの意見を反対されたり、「う~ん・・・理想は分かるんだけどねぇ・・・」と難色を示された。
今の時代を運営し、現実を良く知る人だからこそ、その経験から言っているのでしょう。
ですから、反対意見を冷静に受入れ、「なるほど、そういう現実があるのか」と次へのステップにしていけば良いと思います。
ここで一つお伝えしたいことがあります。
世の中を変えようとする理想は反対の的
それは、あなたより随分年齢が上の人の中にも、「この方がきっと世の中のためになる!」と主張しても、周囲から反対され難色を示されている人がいる、ということです。
心の底から「世の中のため」を考えている人々の主張は、往々にして「それが出来たら理想だよね~」で片付けられます。
今の時代の「常識」を作っているのは、過去を積み重ねてきた主に年上達ですから、大多数の年上達に逆らう主張は煙たがられます。
ですから、理想を追求し主張する人が大人だった場合、その大人の周りに味方となる大人は殆どいません。
しかし、その孤独な大人は、以下のように考えています。
「当たり前が変わっていけばいいだけのこと」「理想で片付けるより、理想を現実に変えていく方が、いいに決まっている」
「そこを理想で片付けるから、発展しないんだけどなぁ・・・」
「まぁ、理想を追求しながらでも結果を出せると証明すればいいだけの話だ」
味方がいない割に、楽観的で、シンプルです。
そして、周囲への怒りや強制とは無縁です。
怒りや強制は、世の中を平和に導く上で、効果がないと分かっているからです。
楽観的に信じているのです。
必ず世の中はより良く変わっていく、と。
常識は変わる
数年前までの常識が、大勢から批判される非常識に変わっていることは多々あります。
- 少し前までは、タバコを吸わない人や子供にとって、臭いタバコの煙は「我慢するもの」でしたが、今は、「受動喫煙はあってはならないこと」という常識に変わっています。
- 残業は「頑張っている証」から、「従業員を守るために出来る限りなくすべきもの」に変わりました。
- 育児は「子供を抱っこし過ぎては甘えた大人に育ててしまう」から、「沢山抱っこし愛情を表現しよう」に変わりました。
どれも、数年、10年、20年の話です。
変わるんです、常識は。
変えていくんです、世の中の流れを。
誰が?
「この方がいいのに」と思っている人が。
大人とか、子供とか、関係ないです。
周りの人をよく観察する
理想を主張した時に、「現実は難しいんだよ」と、その議論を簡単に終わらせる人は、往々にして、「今生きている自分のこと」にしか関心がありません。
自分たちが甘んじて受入れている現実を、未来を創る若者に残すことに対し、抵抗がないのです。
理想を叶える方法へと議論が進む大人を選んで関わりをもてるといいですね。
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