【グローバル人材㉝】時代を創る意識と育成者の関わり方

【グローバル人材㉝】時代を創る意識と育成者の2つの仕事

【グローバル人材㉝】時代を創る意識と育成者の2つの仕事

 

「グローバル人材」の1回目の記事で、「当たり前は変わっていく、変えていく」という話をしましたが、今回のテーマは以下です。

  • 時代を創る意識
  • 周囲の人の関わり方

 

 

高校生たちの葛藤

グローバル人財基盤形成教育で、私が日頃関わっている高校生がいます。

元気で明るく若々しい彼らですが、実はその胸には、色々な葛藤や悩みを抱えています。

進路の悩み、人間関係、家庭の問題、夢と現実の葛藤、性の悩み、様々です。

 

明るく前向きに講義を受けていた生徒の、二人で話し始めた途端に溢れ出す涙。

決して多くはない人生経験の中で、悩みを抱え、精一杯自分を生きている生徒たち。

お喋りして笑っていても、悩みは笑顔のすぐ側にいつも陣取っている。

 

悩みを軽くしようと、精一杯自分の内面に向き合い、頑張っている生徒たち。

自分に向き合いきれず、社会や大人への怒りがこみ上げる。

同時に、怒りの感情で物事は好転しないと理解する頭が考える。

周囲への批判ではなく、自分に出来ることは何だろう、と。

 

どうにか見つけたその道が正しいと言われた時、涙が溢れ出す。

悩みはすぐにはなくならないけれど、歩むべき最善の道が分かった時、心の中の何かが凄く軽くなる実感を得る。

そうやって、大きな一歩を踏み出している。

高校生たちの葛藤

 

 

「社会はクソだから」

悩みを抱え、解決する術も打ち明けられる人も皆目見当たらない、という生徒が言いました。

今の社会を見ていても、大人に相談なんて出来ない、「社会はクソだから」と。

 

彼は、悩みを抱える自分のような人が、

「どのように発言でき、受け止められ、受入れられ、生きていければ理想なのか」

それが分かっているから、その通りに進まない環境=今の社会に苛立っています。

理想が分かっているから苛立つ、です。

社会の何がクソなのか、どうなれば良いのかが、憤りと共に、悔し涙と共に、孤独感と共に、分かっている。

 

個人の悩みが社会の基盤に変わる

今の社会を見て「クソだ」と思う視点、「もっとこうあるべき」と憤る感情がある若者は、その感性で社会を創っていって欲しいと願っています。

今の社会がクソなのは、大多数の大人が、彼の思う理想の考え方や行動を取らないからです。

だから、自分にできる行動を通して、周りに理解者を作り、社会を創る大多数の大人が、理想の考え方を知っている未来を創って欲しいです。

未来の大多数の大人が、理想通り堂々と行動できる未来を創って欲しいです。

未来の大人は、今の生徒たちです。

個人の悩みが社会の基盤に変わる

Their worries and anger turn into the foundation of a better society in the future.

 

理解者が増えるために

理想の社会を創るにあたっては、大きな壁があります。

現実の問題や理想を知る若者たちが、将来社会を創る大多数の大人になるかどうかです。

 

  • まず、彼の周りの高校生が、彼が気づいている現実の問題や理想の状態を知る機会があるかどうか
  • 知ったところで、それをどこまで真剣に捉えるか
  • 自分も理想の社会を創る一員になろう!と自覚までするか

 

これを可能にするものが、ビジョンです。

  • 各自がビジョンを抱くこと
  • ビジョンを周囲に共有すること
  • 仲間のビジョンを真剣に聞き応援すること
  • これらが、どこまで習慣化しているか

 

Love your vision, share it, and grow in team.

Love your vision, share it, and grow in team.

 

先生・大人にできることは2つ

先生の主な役目は、生徒の悩みを聞き、行動面でアドバイスすることではありません。

生徒たちがビジョンを抱き生きることを当たり前にできる環境創りです。

悩みを誰に打ち明けるか、どのような行動を取れば良いのか、それを考えるのは生徒本人です。

 

◆周りの先生方・大人にできる2つのこと

  1. 先生自身のビジョンがどこにあるのかを明確にすること
  2. 生徒たちがビジョンを周囲に共有し、応援し合う環境創り

 

あなたのビジョンの中に、「将来自分の能力や魅力を活かしてイキイキと社会のために活躍している生徒の姿」が含まれているのなら、あなたに関わる生徒はラッキーです。

あなたが今関わっている生徒たちが、時代を創っていくのです。

 

若者たちが、仲間の「真剣」を知ることが、彼らが能力を活かし活躍する道の創造と、理想の社会を創る基盤になります。

 

ですから、繰り返しますが、生徒たちが、

  • ビジョンを抱くこと
  • ビジョンを周囲に共有すること
  • 仲間のビジョンを真剣に聞き応援すること
  • これらが、どこまで習慣化しているかということ

これらを大切に考えてください。

 

そして、生徒たちが将来どのような仕事に就いても、理想の社会を創る上で柱となる役目を担うような人財になることを願い、生徒たちの今と関わりをもっていきましょう。お互いに。

若者たちが、仲間の「真剣」を知ることが、理想の社会を創る基盤になります。

What a great contribution we are making to future society.

 

YouTube「時代を創る若者を育てる5つのポイント」動画はこちらから

 

※ビジョンに関する以下の記事をご覧ください。

【グローバル人材⑧】ビジョンがある人・ない人の差

⑧ビジョンがある人・ない人

【グローバル人材⑨】ビジョン3つの種類【持続的に成果が出る人】

⑨ビジョンの種類

【グローバル人材⑩】ビジョンシート5つのポイント【成長サイクル/マップ】

⑩ビジョンシートを書く

【グローバル人材⑪】若者よ、なぜ今から取り組むのか【習慣化】

⑪なぜ今から取り組むのか

【グローバル人材⑫】ビジョンを叶えていく生活を計画【目標設定/関わり方】

⑫ビジョンを叶えていく生活を計画する

【グローバル人材⑬】ビジョンが叶う人の考え方1「人の幸せ/他者貢献」

⑬ビジョンを叶えていくための考え方(1/3)

【グローバル人材⑭】ビジョンが叶う人の考え方2「自分ごとの範囲が広い」

⑭ビジョンを叶えていくための考え方(2/3)

【グローバル人材⑮】ビジョンが叶う人の考え方3「仲間のビジョンを本気で応援」

⑮ビジョンを叶えていくための考え方(3/3)

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