【学生たちへ】⑮ビジョンを叶えていくための考え方(3/3)
※コラム【学生たちへ】は、これからの未来を創っていく若い方へ向けて書いています。
私は、グローバル人財基盤形成教育を行っているHiranoです。
どのような環境にいても、自分や仲間の魅力や能力を最大限に活かしながら、
実際に社会で活躍している人たちが持っている要素を分析し、教育に活かしています。
そんな私が、生徒や先生、保護者、社会人の受講者と関わる中で気づいたことを、コラムで紹介しています。
今日のテーマは、「ビジョンを叶えていくための考え方」です。
ビジョンを叶えていくための考え方 3/3
前回のコラムに引き続き、ビジョンを叶えていく人が身につけている考え方を紹介します。
ひとつめの考え方は、「人の幸せ」を理想の一番上に掲げることでした。
ふたつめの考え方は、「自分ごとの範囲が広い」でした。
他にも、ビジョンを叶えている人が行っていることがあります。
ビジョンを叶える人生を送るためには、自分のことばかりではなく、人のことも大切に考えることが大切だということを確認しました。
では、あなたの周りにいて、共にビジョンを達成するために、支え合う人は誰でしょうか。
答えに正解はありません。あなたが支えたいと思う人が正解です。
ただひとつ、ビジョンを持って生活しようとする人にとっての良い仲間とは誰なのか。
それは、同じようにビジョンを持っている人、または、ビジョンを持って生活しようと意識している人です。
ビジョンや目標などを持ち、志高く生きようとしている人を成長させる人は、同じように志高く生きている人です。
そして、どのような関わり方をすることが良いのかというと、それは、お互いのビジョンが達成されるよう本気で応援し合うことです。
仲間のビジョンを本気で応援
さぁ、顔を上げてください。今あなたの隣、近くには誰がいますか?
共に学んでいる仲間がいますね。
彼らは、あなたのように、自分の魅力・能力を最大限活かし活躍する人生を送ることを叶えたいと思っていますか?
あなたをより成長させる存在は、その仲間です。
あなたが、彼らのビジョンを知り、共感し、本気で応援すること、
それが相手の成長やビジョンへ近づくことに繋がるだけではなく、
あなたの成長にも繋がっていくのです。
もし、あなたが仲間のために何かをしようとした時、
周りの大人から「人のことより自分のことを考えなさい!」と言われたら、どうしますか?
折角大切なことに気がついて、自分なりに人のために動こうとする若者の行動を、
このような一言で減速させる大人がいることを、私は知っています。
そのような時は、多くの口答えをせず、自分の気持ちを信じて仲間を応援して良いと思います。
自分はどこまでを「自分ごと」として生きていきたいのか、考えてください。
そして、自分を心配して声を掛けてくれたその大人に感謝してください。
悪気はないのです。あなたを心配しているのです。
仲間のビジョンを知る
出来る範囲で、共に支え合い成長する仲間のことを知っていきましょう。
彼らの名前は?クラスは?住まいは?部活は?
そして、彼らのビジョンは何ですか?
ビジョンを教えてもらった時には、是非以下を実践してください。
- 相手のビジョンの素晴らしい点を思いっきり伝える!
- 感動、共感した点を伝える!
- 一緒に頑張って行こう!と応援する!
- こんな風に助け合おう!と提案する!
これによって相手に勇気を与えることになり、ビジョンを叶えていく追い風になるものです。
(「empowerment=勇気や力を与えること」)
彼らのために、あなたにできる応援はありそうですか?