【グローバル人材②】そもそも「活躍する」とは【13の特徴/主体性】
【グローバル人材②】そもそも「活躍する」とは?【13の特徴/主体性】
グローバル人材としての能力を高めていく前に、「活躍する」という言葉の定義について確認しましょう。
辞書にはこう書いてあります。
「活躍する」・・・めざましく活動すること、すばらしい活動をして成果をあげること
人によって、「活躍する」と聞いて思い描くイメージや、思い浮かぶ人物はそれぞれでしょう。
自分にとっての「活躍するイメージ」をもち、温め育てていくことは大切です。
「今のあなた」がもつ「活躍するイメージ」を書き留め、ファイリングしておきましょう。(将来見返せるように)
グローバル人材教育における「活躍する」とは
「グローバル環境で活躍するイメージ」を以下に紹介します。
あくまでもこれは、ここ(これらのコラム記事)が、どのようなイメージを持って「活躍する」という言葉を使っているのかを知ってもらうために紹介するものです。
ただし、以下のことも同時に分かっていてください。
- もちろんこれがあなたにとっての「活躍する状態」の正解ではありません
- 同じ人でも、活躍しているような時もあれば、そうでない時もあります
- 「活躍している人の特徴」は皆が目指さなければいけないものではありません
それでは、活躍している人の特徴を見てみましょう。
活躍している人の特徴 | そうでない人の特徴 | |
1.仕事 | 自分の能力や魅力を活かした仕事をして
やり甲斐を感じている | 惰性で仕事をしており
やり甲斐を感じていない |
2.成果 | やり甲斐を感じて働くことが楽しいので
目標に近づき易く、成果を出しやすい | 楽しいと感じることなく働いており
特に目標も成果もない |
3.周囲からの評価 | 「あの人は欠かせない」「あの人と働きたい」
「またあの人に仕事を依頼したい」 | 「仕事がやりにくい」「不愉快になる」
自由に意見を言えない雰囲気を作っている |
4.人間関係 | 周囲の人を幸せにし、成長させる存在
「あの人のお陰で笑顔になれた」と言われる存在 | 「できればあまり関わりたくない」と
周囲から敬遠される存在 |
5.コミュニケーション | 日本人、外国人問わず、心を通わす
コミュニケーションを楽しみながら取っている | 限られた、話の合う仲間とだけ
コミュニケーションを取っている |
6.気持ち | 仕事や人と関わることが楽しい!感謝!
生きることが楽しいと毎日感じる! | 働いたり人と関わることは楽しくない
訳ではないが、幸せを感じるほどではない |
7.視点 | どうすれば世界の人々が今より幸せになるか | どうすれば自分が幸せになるか |
8.試練 | うまくいかないことが起こっても成長するための
機会だと捉え、前向きに乗り越えることで、 成長が止まらないサイクルにはまる | うまくいかないことが起こると
周りの人や環境のせいにする 自分の不運を嘆き、負のサイクルにはまる |
9.口癖 | 「ありがとう!」「手伝おうか?」「大丈夫?」
「楽しい!」「嬉しい!」「本当に幸せ!」 | 「なんで自分ばっかり」「面倒くさい」「何かいいことないかな」「はーあ」 |
10.話題 | 人の幸せ、自分の成長、更なる成果に繋がる
明るい話題の会話をし、益々元気になる | 自分の不運を嘆き、傷を舐め合う仲間と
人の悪口を言って元気になる |
11.生きがい | 自分の存在が人のためになっている時、
周囲の人々の笑顔が見られた時に感じる | 自分の利益になることが起こった時、
自分の欲求が叶った時に感じる |
12.見た目 | 目の輝き、イキイキとした表情、
言葉では言い表せない魅力/オーラがある | 暗い表情、不幸せそう、眉間にシワ、
言葉では言い表せない近寄りにくさがある |
13.心 | 心が豊か、安定、広い、温かい | 心がギスギス、不安定、狭い、冷たい |
「そうでない人の特徴」は大袈裟に聞こえるでしょうが、実際、様々な企業で挙がった「活躍していないと思う人の特徴」をまとめたものです。
残念ながら、ビジネスパーソンの多くは右欄の特徴を持つ人と共に仕事をした経験があります。
左欄の「活躍している人の特徴」に書かれているものが、このコラムにおける「活躍している人のイメージ」です。
特徴を見てみると、活躍する人はグローバル環境にいるかかどうかは関係ないと思いませんか?
あなたは、これらの特徴を見て、何を感じましたか?
あなたにとっての「活躍する」とは、どのようなことですか?
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