グローバル教育関係者が力を合わせる

私共は、どこか特定の研修会社が発展すれば良いとは思っていません。

私共だけが発展すれば良いとも、全く考えていません。

私共の目標は、

日本企業、日本人、日本という国にとって

本当の意味で役に立つグローバル化対応教育が、

少しでも多くの人の元に届くことです。

 

その結果、グローバル環境で働く・生きる日本人や外国人たちの、

考え方や気持ちがスムーズに整理され、モチベーションが上がること。

そして、事業であれば、それが成果に結びつくこと。

更には、グローバル化対応教育を当初は外部の研修会社等に頼っていた

企業・学校等の教育が内製化し、

組織内で必要な教育ができるようになること。

これが私共が目指す状態です。

 

このためには、多くの教育関係者が力を合わせた方が効果的だと思っています。

私共が公開している情報を参考にして下さる際、

ご丁寧にご連絡を下さる方もいらっしゃいますが、

断りがなくても構いません。

ただ、もし出来れば、

自社の受注アップだけを目標にするより、

日本の研修会社として、日本企業や日本人のスムーズなグローバル化対応をサポートする、

というような、少し広い視点の目標も掲げて頂けると有り難いです。

 

いくつかの研修会社さんとお話しさせて頂き感じることは、

使命感を持って動いていらっしゃる研修会社さんは、

クライアントから信頼されているような気がします。

 

一方で、クライアントにとっての真のメリットより、

目先の受注を優先することは、

事業を営む上では当たり前と思われていることが多いように感じます。

もちろん、利益を出すことが大切だとは思います。

しかし、自社の利益を優先するのは、会社として見据えている範囲が狭いように感じます。

クライアントが真に満足する状態が提供できることや、

自社が提供した教育によって更に良い方向へ進むクライアントが、

何に貢献しているのかを思うこと。

 

目先ではなく、少し遠く感じる理想を持っていることが、

研修会社にはとても大切なのではないかと思います。

その志を講師の存在で埋めるのではなく、

研修会社の方が大切に考えていることが、

クライアントにとっては幸せなことなのではないかと思います。

クライアントが内情を積極的に話したがらないとか、

クライアントがグローバル教育に関して積極的に相談してこない、

このような状況は、当たり前のようにも見えます。

「普通そんなもの」と。

でも、信頼されている研修会社の方にとっては、

それは普通のことではなく、

「それは苦労されていますね・・・」ということのようです。

 

「グローバル教育のことで少しでも悩んだら、あの人に聞けばいい。

あの人は自分の受注に繋がらないことでも親身になって相談に乗ってくれるし、

良い教育を紹介してくれる。」

このような存在になっている人に、

巡りめぐって仕事が入ってこないとは思えませんし、

実際、仕事に苦労されていないようです。

 

 

また、研修会社の方は、講師の素質を見抜くプロだと思います。

研修会社が講師を育てることもあります。

講師の中には、様々なタイプがいると思いますが、

講師こそ、志があるかどうか、

どこまで見据えて仕事をしているか、

ということが重要になるのでしょう。

 

その「目に見えない中身」に言葉が乗って

受講者やクライアントまで届くのですから。

講師の一番大切な準備のひとつは、ブレない高い志を保つことになるでしょう。

講師の中には、高い志を持っている人も多くいると思いますが、

そのような人は、自分の研修がどのようにクライアントへ届くのか、

という部分を大切に考えることがあるようです。

 

志がある研修会社とパートナーシップを組むことが、

一番効率良い仕事のやり方だと考えています。

 

つまり、志高くクライアントから信頼されやすい講師は、

同じく志高い研修会社と共に仕事をする傾向が、これから高くなると思います。

 

このようなパートナーシップで結ばれた研修会社と講師が、

日本に増えると良いなと思います。

 

「色々と理想ばかり掲げて何を言っているんだ」と思われるかもしれません。

しかし、視野を広く持ち、本当の意味で「クライアントや社会のためになる」仕事でなければ、

これから、教育は選ばれなくなっていきます。

 

that’s the SDGs.

 

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