【真のリーダー】コロナ禍で問われる安全への意識
【真のリーダー】コロナ禍で問われる安全への意識
あなたは、自分含む全ての人の安全を、立場関係なく、第一に考え決断をしていますか?
新型コロナウィルス感染者が増える中、多くの組織では今、延期や中止を検討している会・イベント等があることと思います。
取引先との対面での打ち合わせ、外部施設を借りてのイベント、集合型の研修、研修旅行をどうするか検討している学校もあるでしょう。
責任者が話し合って延期や中止を決める中、リーダーたちは何を基準に考えていますか。
リスケジュール可能かどうか、代替手段はあるか、損失額、全体のスケジュール・・・
その中の一番最初に、「関わる人々の安全・命」があるのでしょう。
「関わる人」とは、部下や後輩だけではなく、「自分」も、上の立場の人もです。
そして当然、社内の身内だけではありません。
業務を委託している人も、「安全が守られるべき大切な人」です。
命や安全の重みに立場は関係ないはずです。
「お客さま側だけ」が延期中止の決定権を持っているわけではありません。
人として、全ての人が、自分や社会の安全を考慮し、延期中止の決定権を持っているはずなのです。
No matter who you are. Safety should be equal to everyone.
「僕は自分を危険にさらしてまで働くつもりはない」
「自分に無理をさせてまで、あなたがその業務をする理由はなんですか?」
「なぜ無理をして働くんだ?」
これらは、過去関わった外国籍従業員の言葉です。
What are the values for you?
「仕事なんだからこのくらいは・・・」
「責任者なんだから・・・」
と、自分の安全を真剣に守ろうとしないリーダーの姿を周囲は見ています。
自分を大切に扱わないリーダーは、平時は穏やかでも、危機的状況になると、周囲にも無理をさせると思われるからです。
It doesn’t seem important to him…
「管理職なんだから多少の身の危険は・・・」
「部下を守るために自分が・・・」
これらを美談だと勘違いしてはいけません。
この考え方・働き方に、持続可能な発展は期待できないからです。
「どこかに無理・我慢・シワ寄せが生じていないか?」を正しく見極めることは、リーダーに必要な資質です。
自分が無理をすることで全体の仕事を円滑に回せるなら・・・と考えているリーダーがいたとしたら、そのリーダーはいい人です!!
しかし、周囲を導くビジョンが適切に設定されていないかもしれません。
See what’s inside him/her.
関わるビジネスパートナー、取引先、上司、会社などが、「何視点」で動いているのかを、大切に観察しましょう。
自己都合を最優先させることも、利益を上げる以上は大切なことでした。
その積み重ねが、今の発展を創り出してくれました。
しかし、全ては、過去の積み重ねの結果です。
安全軽視、自己犠牲、自己優先、その積み重ねが、その組織やリーダーの未来における結果です。
自分はどのような視点で動きたいのか、そして、どのような人・組織・仕事と関わるべきなのか。
そして、何を基準として、ビジネスを、社会を、回していきたいのか。
I know you know it.
⇒「4段階のビジョン意識と真のグローバル人材」記事はこちらから
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