研修後が本番です‼ 外国人客 リピート率向上「研修で『真の効果』を得るための3大注意点③」
外国人のお客さまの顧客満足度を上げ、リピート率を上げ、SNS拡散を促し、売上げに繋げたい。
そう考えた時、経営層は施策を考え、目標を達成するための行動を、現場社員に落とし込みます。
そこで、現場社員が目標達成するために、外国人客対応力を身に付ける研修が必要になる場合があります。
研修で「真の効果」を得るための3大注意点③
研修を検討する際に注意していただきたい点を、以下の3点に絞ってお伝えしています。
1)研修を導入する目的を明確にする
※「おもてなし接客研修」と「目標を達成するための戦略的対応研修」、選び間違えに注意です。なぜ?
2)研修会社に任せすぎては危険
※「弊社を御社の人事部だと思って、全てお任せください!」と言う研修会社には要注意です。なぜ?
3)現場社員が軌道に乗るまでの時期を大切に考える
※ノウハウを学ぶことがゴールではありません。try&errorを繰り返しながら目標に近づける環境が必要です。
本日は、3)現場社員が軌道に乗るまでの時期を大切に考える についてお伝えいたします。
現場社員が軌道に乗るまでの時期を大切に考える とは?
人は忘れる生き物です。
映画を観て感動した帰り道、「あ~今夜ビビンバ食べたい」と考える生き物です。
忘れるのが悪いのではありません。
ただ、「人は忘れる生き物だ」ということです。
研修の「本番」はいつ?
研修の「本番」は、研修中ではありません。
「研修後」です。
研修で得た学びや気づきを忘れることなく、仕事に活かさなければいけません。
研修にとって最も重要なことは、
研修後、
- 受講者が研修で得た学びや気づきを、どのように活かすか
- 研修で得た学びや気づきを基に、受講者自身がどのように成長を続けられるか
ということに尽きるのです。
研修後の効果を出すために
では、研修後の効果を出すために必要なこととは何でしょうか。
事前が8割
研修に至るまでの事前準備で8割が決まります。
研修後の効果発揮を見据えた内容にするために、研修会社はあらゆる角度から調査をし、企画します。
人は忘れる生き物だという前提で、考えます。
ですから、
研修会社に研修を依頼する方は、研修会社の事前準備に、出来る限りご協力ください。
逆に、
事前準備が足りないと思う研修会社があった場合は、聞いてみてください。
「本当に御社の研修を受ければ、その後効果が出るのですよね?だとしたら、どのようなイメージをお持ちですか?」と。
もし、研修会社側から具体的な対策が出てこなければ、お互いに協力をして、もう少し企画を練る必要があります。
効果測定
研修のやりっぱなしは、いけません。
研修当日のアンケート調査ではなく、研修後の効果測定を行いましょう。
キーパーソンの存在
研修後の効果を出すためには、社内のキーパーソンが重要になります。
研修会社に事後フォローまで依頼したとしても、キーパーソンの存在が必要です。
何故なら、研修会社のスタッフはあなたの会社に就職するわけではないので、研修を終えた社員を、ずっとフォロー・サポートし続けることが出来ないからです。
研修会社のスタッフが入ってサポートすることも効果的ですが、
いずれは社内のみで教育が成り立つよう、キーパーソン・指導役を設けましょう。
キーパーソン・指導役を決める際は、その方のタイプに注意してください。
その方は、仕事の何に遣り甲斐を感じているタイプなのでしょうか。
指導役になったことで士気が下がってしまってはいけません。
研修会社との連携
研修会社と連携を取る際、大切なことがあります。
それは、研修会社に大切なことを決めさせないことです(笑)
研修会社は、得意とする研修に関してはプロですが、
あなたの会社の社風、業務については目下勉強中の素人です。
研修会社にリーダーシップが必要な場合もありますが、あなたの会社のスタンスに踏み込んではいけません。
研修会社には、あなたの会社の価値観を尊重し、調和するようなコミュニケーションを取ってもらいましょう。
まとめ
- 研修後の効果と、その継続をしっかりと考えた研修を企画しましょう。
- 事前準備では、研修会社にしっかりと協力しましょう。
- 研修後の効果測定を設けましょう。
- キーパーソン・指導役を設け、連携を取りましょう。
- あなたの会社の価値観を尊重する研修会社を選びましょう。
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