SNS上の誹謗中傷について

SNS上の誹謗中傷が問題になっています。

 

顔も実名も隠し、

言葉を武器とし、

「気に入らないから」というだけで、

人を攻撃する。

 

誹謗中傷によって、傷ついた人、その家族を思うと、

悔しく、悔しく、

そういう人間を生み出したこの社会を、

恨みたくなる、

誹謗中傷した人間を、

探しだし、罵りたい、

そんな爆発しそうな感情に、

日々、苦しめられているのだと思います。

 

SNSで人を誹謗中傷をする人たちは、

どのような人なのでしょう。

 

グローバル教育的に言えば、

当然、そのような人たちは、これからの時代で活躍する人財ではありませんが、

「グローバル教育」を行う私たちには、以下のように映ります。

 

 

多様性を尊重し、受入れる心が欠如しているのだと思われます。

その根本にある原因は、自分を受入れておらず、誇れず、愛していないからです。

(異文化受容におけるポイントが、自文化に対する理解と愛着の有無です。)

 

自分の価値を知り、誇り、大切に想う人は、

他人のことも大切にできる人です。

誹謗中傷する人たちは、自分を誇ることができない段階にいるのだと思います。

理由は分かりません。

過去の苦い経験や、長く居続けた環境、自分自身の考え方などに原因があるのかもしれません。

 

そして、自分を誇ることができないのは、

自分の価値を正しく認識していないからだと思います。

理由は分かりません。

正義感も、責任感も、行動力も、勇気もあるはずでしょうが、

その強みを認識するより、もっと意識を割かなければならないモノが、

常に目の前にあるのでしょう。

 

何か起っても、その原因を、

徹底的に、自分以外の誰か・環境・社会のせいにしなければ、

押し潰されそうな心を抱え、

これまで生きてきたのでしょう。

周りに人はいても、孤独なのでしょう。

 

もちろん、自己責任です。

誹謗中傷という卑劣な行為も、許されるものではありません。

 

でも、人を傷つけるために生まれてきたのでは、ないはずです。

自分自身でいることを楽しむために、生まれてきたはずです。

自分でさえ気付いていない魅力や能力を活かすために、生まれてきたはずです。

「なんのために」を見出すには、

分厚い壁が立ちはだかる絶望感を通り抜けなければならないでしょうが、

不可能なことではないはずです。

その、正義感、責任感、行動力、勇気を、

自分のために使えるはずです。

「自己証明」という「自分のため」ではありません。

本当の自分を知るためです。

 

グローバル人財基盤形成において、スタート時点で行うことは、

企業・個人にとって、ビジョン設定です。

ビジョンがなければ、組織は道に迷います。

ビジョンが共有され浸透すれば、組織は力を得ます。

that’s why vision.

 

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