【地域創り】多様化における理想の地域とは
【地域創り】のコラムは、「外国人の増加」と「地域住民の幸せ」が両立する地域創りとその連鎖におけるポイントを紹介しています。
本記事は、以下の疑問にお答えしています。
- グローバル化における「理想の地域」とは?
- 理想の地域に必要なものとは?
- どのような人が多様化における地域創りのリーダーに向いているのか?
Contents
【地域創り】多様化における理想の地域とは
【地域創り】の記事では、多様化における豊かな地域創りのため、心得/コミュニケーションをテーマとしてこれまでお伝えしてきました。
地域創りのポイント3つ
ポイントは以下の3点でした。
- 地域創りには心・マインドが欠かせない(豊かな地域創りに必要な8要素)
- 自分ファースト視点ではなく、世の中の発展も大切に思う
- 地域創りは「地域ぐるみ」で(チームの力)
これを踏まえ、今回は、「そもそも多様化における理想の地域とは?」について考えてみたいと思います。
多様化している日本
まずは、多様化が進む日本の様子です。
外国人の方が・・・
◆地域社会で、
- 働いている
- 生活をしている
- 日本語を使いこなしている
- 日本文化を良く知っている
- ボランティア活動をしている
◆大学や専門学校などは、
- 生徒は多国籍
- 日本語で授業を受けている
- 自分の文化と日本を通し、世界を見ている
- バイトも学びの場になっている
- 熱心な就職活動
◆企業では、
- 多国籍な従業員
- ビジネス日本語を使いこなしている
- 日本人上司が驚く斬新な提案
- 社員研修では質問・異論・提案も
- 日本人に追いつく熱意
更には、
- 外国人が昇進しマネージャーに
- 英語が前提、時に日本語
- 色々な価値感が交差している
- 実績・肩書き、役に立たず
- 日本人の長年のルーティンに要説明
そうして、外国人のみなさんは、日本人と共に、日本を創ってくれています。
共に日本を創ってくれている外国人
生産年齢人口(15~64歳)が減り続ける日本で、暮らし、働き、納税し、教え、導き、支えながら、私たちと共に日本を創ってくれています。
※総務省「国税調査」・国立社会保障・人口問題研究所
世界で最も難解な言語のひとつを扱う日本を選んでくれて、世界屈指の「異文化不慣れ民」を受入れてくれて、外国人のみなさん、ありがとうございます。
外国人のみなさんが、その優れた能力・魅力・存在を最大限活かし幸せでいるとき、そして同時に、生まれ持った愛と和の心を日本人が活かすとき、地域、更に日本は、とても豊かな理想の地域になると思います。
多様化が進む中での「理想の地域」とは?
理想の地域に正解はありませんが、少なくとも、敵対・批判・否定・摩擦・強制・犠牲などが無いor少ないことだと思います。
観光公害に苦しむ住民や、日本人から鋭い目を向けられ日本嫌いになる外国人がいなくなること、外国人の存在に苦しんだり、外国人を否定する日本人が、できる限りいないことだと思います。
35年間、地域創りと外国人誘客を両立させた「観光地・箱根を支えた心」記事はこちらから
理想に繋がるかもしれない「外国人が得る瞬間」
理想の地域創りは、目に見えるものではありませんし、あっという間に完成するものでもありません。
たとえば、野菜を作るために、土から整え、種をまき、水をやり、ほとんど見分けのつかない成長や変化を繰り返す日々の積み重ねによって、気づけば大きな実が当たり前のように毎日見られる、そのようなものかもしれません。
その、「ほとんど見分けのつかない成長や変化」だけれど「確かに積み重なっているもの」とは、地域創りにおいては、次のような「瞬間」なのかもしれません。
◆外国人のみなさんが・・・
- 思いがけないモノに価値を感じ生きている静かで深い日本人の心に触れ、日本を通して自国への愛が深まるとき。
- 日本の子供たちに当たり前に身についている多くの小さな習慣に隠れる成熟した心を知り、心を育てる文化に意味を感じるとき。
- 規律・調和・礼儀、この行動に隠れた日本人の思いやりを知り、窮屈に感じていた自分を振り返ると同時に伸びしろを見つけた自分にワクワクするとき。
- 説明なく曇る日本人の表情に戸惑うも、別の瞬間の優しさから受けた印象を信じるとき。
- 表情なく、言葉少なく、こちらに目もくれず迷惑そうに話す日本人の手の込んだ説明に混乱し、自分も笑顔を控え頭を下げながら、彼らの寡黙な優しさに遅れて気づくとき。
- 優しく強い日本人が何に涙し、何に絶望と怒りを抱くかを知り、それはつまり、自分や母国の人々と何も変わらないと知るとき。
- 自分の国の文化に興味を敬意を抱く日本人との出会いで、世界の国同士の摩擦は、人々の心と心の通い合いで絶対に消える!と心底理解するとき。
理想に繋がるかもしれない「日本人が得る瞬間」
そして、たとえば、一方の日本人が次のような瞬間を得ることも理想の地域に繋がるかもしれません。
◆日本人が・・・
- 日本人にとっての当たり前をじっと見つめる外国人の興味に触れ、改めて日本を想い、誇りと喜びが溢れるとき。
- 外国人の強さと柔軟さを尊敬し、日本の子供たちにも学んで欲しいと、研究し、挑戦する大人が生まれるとき。
- 規律・調和・礼儀を重んじる自らの日本人DNAに時に戸惑いながらも、順応しようとする外国人のために自分にできることを探すとき。
- 人との関係・会話・挨拶には何か種類・段階のようなものがあり、相手の目を大切に見ることがそこに大きく影響していると知るとき。
- 行動パターンの違いは、文化・表現・価値感の違いから生まれ、ただ、中身は、安全・幸せ・経験を望む自分と同じ人間だと知るとき。
- 自分に優しくしてくれ、心配し日本語で声を掛けてくれる外国人の存在に、彼らから受け取った優しさは、必ず自分が世の中に循環させると志が生まれるとき。
そうして、その地域に生まれた輪は、図らずも、他の地域や世界の和に繋がるかもしれません。
そして、互いを認め心通わせ、表現問わず循環する優しさに支えられた発展にはきっと、持続性があるでしょう。
これが、多様化における理想の地域かもしれません。
心を育てる
そのような地域が生まれるために大切なのが「心得」「心を育てる」であり、地域創りのポイントです。
- 地域創りには心・マインドが欠かせない(豊かな地域創りに必要な8要素)
- 自分ファースト視点ではなく、世の中の発展も大切に思う
- 地域創りは「地域ぐるみ」で(チームの力)
「理想通りには行かないよ」
「そんな理想通りに話は進まないよ~(笑)」
このように仰る方々のご尽力のお陰で、地域はこれまで発展してきました。
「観光公害はOne Teamの意識が助ける」記事はこちらから
今は、以下のように思える人に任せてみてはいかがでしょうか?
これからリーダーを担う人
「確かに、一人一人の心が豊かになる ことが、何より大切な気がする・・・」
「思っているほど複雑じゃない気がする・・・」
「豊かな心が、結局は、地域の持続発展に 繋がる気がする・・・」
これらは、多くの荒波を経験してきた人からすれば、「なぁ~に言ってんだ」と取るに値しない理想論かもしれません。
でも多様化が進む今、地域の豊かな未来の舵取りを任せた方が良いのは、恐らく、経験豊富で多くの現実を知り、理想実現にどこか冷静な人ではありません。
地域の心が今より豊かに変化し、人々が周りに対して心からの「感謝・承認・尊重・敬意」を持てる頃にはきっと、状況も変化しています。
「高すぎる理想」ではなく、着々と積み上げられる現実的目標になっていると思います。
しばらくして、先を任せた人たちが疲れたら、次は、経験豊富な人の力がそれは大きな助けになるでしょう。
そうして「理想の地域」が、出来上がるかもしれません。
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「理想を現実にする最も確かで持続可能な方法」記事はこちらから
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