噛み合わぬ理想派VS現実派/理想を現実にする最も確かで持続可能な方法

本記事は、以下のような方向けです。

  • 自分は志が高い方だと思うが、周りと噛み合っていない気がする・・・(どうすれば良いのか)
  • 理想論で仕事をする人が理解できず苦手・・・(彼らは何を考えているのか)

 

記事を書いている私は、グローバル人材教育 コンサルタントです。

  • 20年以上グローバル人材マネジメント・育成・採用を経験
  • 現在は、企業・学校・自治体にてグローバル人材・組織教育
  • グローバル組織創り教育は東京都公共事業に採用

 

噛み合わぬ理想派VS現実派/理想を現実にする最も確かで持続可能な方法

理想を現実にする最も確かで持続可能な方法/噛み合わぬ理想派VS現実派

 

高い志を持ち、人々や世の中にとっての理想を叶えようとする人は、なかなか思い通りにならない現実にぶち当たるでしょう。 

一方、周りの人々も、理想論を掲げ突っ走る人に対し、時に困惑することもあるでしょう。

そりゃあ理想が叶えばいいけどさぁ

 

理想派は賛同を得られず、そして理想はなかなか叶わない。理想が叶えば、多くの人々や世の中が幸せになったり、発展へ向かうのに。

 

理想派と現実派の現実

理想を高く掲げる人の現実とは、このような状態かもしれません。

周りから浮いていたり、孤独を感じていたり、それらが辛ければ、周囲に埋もれているかもしれません。

 

理想派の周りへの思い

そして、周りに対してこんなこと↓を思うこともあるでしょう。

 

どうにもならないように見える現実は理想派にも分かっています。しかし、そこで諦めるという選択肢を持ち合わせない理想派にとって、理想をとことん追求せず無難に生きているように見える現実派は、戸惑いの対象になることがあるでしょう。

 

 

周囲の人の理想派への思い

しかし、頭の良い現実派にも思いはあります。

 

和を乱し、足並みを揃えず、言いたいことを言う理想派は、現実派にとって、幼く、未熟で、扱いにくい大人に見えることでしょう。

 

望まぬ構図「理想 VS 現実」が生まれる

その結果、「理想は現実にしていくもの」ではなく、「理想 VS 現実」という、誰のため?何のため?と、良く分からない無駄な敵対が生まれます。

 

そこにいる人達は基本的に、顧客や世の中にとっての理想を叶えるために居合わせているのに、

  • 理想派は現実派の意欲を減退させ、現実派の高い能力が活かされる場を奪い
  • 現実派は理想実現にストップをかけるかのような存在になってしまう

 

その結果起こること

その結果、何が起こるのでしょうか?

 

理想派は、正しいことを言っているという武器をまとい、周りの人を見下したり、馬鹿にしたり、鋭い言葉を向けたり。

冷静な現実派は、そんな理想派から距離を置きます。理想派とは関わるだけ疲れるから、離れます。そうなるでしょう。

 

理想派は独りでも花を咲かせる

しかし、往々にして元気な理想派は、孤独にも負けず、独りになっても理想を実現させようと頑張ります。そして、人々や世の中を幸せに導くための小さな花を咲かせるかもしれません。

 

その花のお陰で、どこかで困っていた人が助かっていると思います。素晴らしい!理想派!

 

交わっていない2つの才能

でも、少々もったいない気がします。 理想派が掲げる理想は、確かに正しい。実現すれば、多くの人や世の中が幸せになっていくもの。ならば、小さく叶えるより、大きく叶えば良い気がします

 

そして、現実派の人の能力は、確かに高く素晴らしいその能力が最大限に発揮される先が「理想実現のため」ならば、理想は大きく叶えることに繋がるでしょう。

 

しかし現実は、「理想 VS 現実」です。

 

どうすれば多くの力が理想実現に活かされるのか

では、どうすれば良いのでしょうか。多くの様々な力を理想実現に活かす方法は?

 

理想実現方法を選ぶ大切な基準

まず、ここで大切なことは、方法を選ぶ目的です。それは、「目先、多くの力を活かすため」ではなく、持続的に多くの力を活かすためです。

強制、命令は、目先の効果を生みます。しかし、持続性はありません。力によるコントロールは、人から意欲、自主性、誇りを奪うからです。 

 

持続可能な方法=理想派の内面成長

多くの人の力を持続的に活かしていける確かな方法は1つあります。それは、理想派が内面成長を果たすことです。そして、このサイクル↓を生み出すことです。

 

 

理想派の内面成長とは?

 

①当然ビジョンをもつ

このビジョンは、種類と質が重要です。「自分が〇〇になる」などという自分ごとの目標レベルではなく、実現して欲しい理想の世の中や人々の幸せをビジョンとして掲げます

ビジョンの必要性・種類・質については、こちらの記事をご覧ください↓

 

②自己承認の完了

自分の心の中の、ポッカリ空いた穴を埋めるために努力する段階を抜けていることが大切です。自分の目標を叶えるために生きなくても、理想を追求していれば自分ごとの目標などついでに叶います。

しかし、心に埋めなければならない穴が残っていれば、努力する理由が穴埋めです。人間の本能なので仕方ありませんが、この段階ではなかなか本来の力が湧き出てきません。

 

叶えたい目標を、全て叶え尽くすことが自己実現ではありません。未達成の目標が沢山残っていても、自分の課題や欠点を多々自覚していても、ありのままの自分を認め、大切にし、可能性を信じていることが自己承認の完了です。

自己承認方法については、こちらの記事をご覧ください↓

 

③次に人間力を高める

人間力を高める方法に正解はありませんが、以下は含まれていると良いと思います。

✓自分を認め可能性を信じる力(自己承認)

✓相手をありのまま認め受入れる心(他者承認力)

✓相手を問わず心寄り添える優しさ

✓人々の力を最大限引き出し活かす関わり

✓全ての人や環境に対して心からの感謝・承認・尊重・敬意を抱く心の豊かさ

✓良質で志高いビジョン意識

 

④内面が言動に現れる

内面成長を重ねれば、いずれ言動にも豊かな心が現れてきます。

そうすれば、

  • うまく行かない原因を他責にすることはなくなる
  • 人や環境に対しマイナス感情を抱くことがなくなる

このような状態になるでしょう。

 

その心は、言動に現れます。

  • 周りの人をありのまま認め受入れる言動
  • 周りの人や組織の存在に感謝している言動
  • 人を自分の家族のように大切に想う言動

 

理想派の内面成長によって得られるもの

 

理想派がある程度の内面成長を重ねれば、「理想 VS 現実」だった現実派の心がほぐれてくるかもしれません。ほぐれないかもしれませんし、そこは分かりませんが、少なくとも、自分のことを受入れ、ありのまま認め、可能性を信じてくれる相手のことは、どちらかと言うと人は受入れやすいと思います。

 

現実派の変化

そして、現実派に起こるかもしれない変化として↓

 

  • 暑苦しいとしか思えなかった理想派のことを受入れていく
  • 彼らの胸の内を知る機会が生まれる
  • その志高い理想が叶うことを自分ごとのように望む心が生まれる
  • そのために活かせる自分の能力に気づく

 

「理想派+現実派」の協働

結果として、理想派と現実派の協働が生まれるかもしれません。その時叶う理想はきっと、多くの力が活かされた、理想の大樹でしょう。

 

それはつまり、より多くの人々や広い世の中の幸せに繋がるかも知れないということです。

 

だから理想派は内面を磨く

理想派が、能力高い現実派に受入れられ、理想を知ってもらい、賛同してもらい、力を発揮してもらうことは、理想を大きく叶えるために大切なのです。

 

だからまず、理想派は現実派から見て、「いい人」「話をしたい人」「一緒に力を尽くしたい仲間」という存在になることが大切です。

 そのために、理想派は、内面成長を重ね、常に周りの人に対して、当たり前に「心からの感謝・承認・尊重・敬意」を抱くことがメチャクチャ大切なのです!!

 

理想派は、多くの人や世の中の幸せに繋がる理想が、誰よりもハッキリと見えているから、だから、豊かな内面性を持っているほうが良いのです。

 

「自分が成長したって、周りはついてこないよ」

このように言いたくなる気持ちもあるでしょう。それだけ今まで辛抱してきたのでしょう。 でも、成長してみてください。周りの人に対して心からの「感謝・承認・尊重・敬意」が持てる頃には周りの人も状況も変化していますから。

世の中のためを思い、もし本当にその理想が叶ってほしいのなら、理想派が成長すればいいのです。内面成長は理想を叶える手段です。多様性を活かして大きな理想を実現する方法です。

 

叶えたい理想があるから内面を磨く、です。

 

現実はそうスムーズに変わらない

 

しかし、現実はそう簡単ではありません。たとえ見事に大勢が共に力を尽くすようチームが進化しても、これでスムーズに理想が実現するわけではありません。

世の中には、理想実現を追求する人の足元を見る顧客やパートナーがいます。

だから、辛抱です。そして理想が優先されるときにのみ成果が出る仕組み創りを急ぎます。

 

理想が優先されるときにのみ成果が出る仕組み創り

理想が優先されるときにのみ成果が出る仕組み創りは、小まめな自問自答から生まれます。

 

5つの小まめな自問自答

  1. この会社との関係を続けることは、本当に理想のためにプラスになるのだろうか?
  2. この人とのパートナーシップは、理想実現を後押ししているのだろうか??
  3. 世の中にとってプラスとなるお金の循環を、本当に生み出しているだろうか?
  4. 目の前の現実に追われ、理想を見失っていないだろうか?
  5. この道は、本当に理想実現へ最適に繋がる道だろうか?

 

このように、毎日、毎業務、小まめに自問自答し、理想へ繋がる道を選び続ける人が増えることが大切です。

しかし、理想へ繋がる道を選び続けることは、時に、辛抱も孤独も恐怖も味わうかもしれないので、無理をしなくても良いと思います。理想を追えば目先の利益は遠のきます。これに耐えるための体力・精神力・経済力に不安があれば応援に回ることもできます。全力で、先へ行こうとする理想派を応援してください。

 

世の中には、味わうかも知れない苦難より、実現した理想を想像することで力を得て生きる人はいるものです。

 

理想に繋がる道を選び続けられる人へ

理想に繋がる道を選び続けられる人は、自身が望んできた良質な循環によって生まれる多くの笑顔やより良い社会を幸福感と充実感で眺めてください。

ついでに。人々や世の中にとっての理想を追求し力を尽くす人が、評価・豊かさ・良質な人脈などを失い、貧しく苦難を生きることは難しいでしょう。

目先の利益は一時失うかもしれませんが、比べ物にならないほど大きなものを手にすると思いますし、そのような世の中の循環を創るのが役割でもあります。

 

まとめ

  1. 理想派は内面成長する
  2. 理想が優先されるときにのみ成果が出る仕組みを身近で創り、広げる(小まめな自問自答で可能になる) 

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