【グローバル人材⑳】やる気ない仲間がいたら【部下を変える?/チームの力】

本記事では、以下の疑問を解決します。

  • やる気のない人がチームにいたら、どうすれば良いのか?
  • なぜ何度注意しても、彼らの態度は変わらないのか?
  • どうすれば人は前向きになるのか?
  • 前向きではない自分は、どうすれば良いのか?

 

【グローバル人材⑳】やる気ない仲間がいたら【部下を変える?/チームの力】

【グローバル人材⑳】やる気ない仲間がいたら【部下を変える?/チームの力】

 

前回のコラムで、「高いチーム力=強いチーム」を作る要素について紹介しました。

そして、自分なりにチームを強くするためにできることを考えてみました。

【グローバル人材⑲】チームの力を強くする要素【個の能力と環境創り】

 

ここで、チーム創りをする上で、覚えておいていただきたいことがあります。

それは、やる気や元気がない仲間がいたらどうするか?ということです。

 

チームの中には様々なタイプの仲間がいることと思います。

明らかに元気な人もいれば、一見すると元気がなく、中には物事に対して後ろ向きな態度に見える人もいるかもしれません。

元気満々な人は良いとして、そうでない人がいたとしたら、周りの人々はどうにかしようと思い悩むこともあるでしょう。

 

物事に後ろ向きに見えるその人は、頭では色々と考えていても、シャイなのかもしれませんし、話すのが苦手なのかもしれません。

「いいや、そんなんじゃない、あの人は、変わらなければダメだ」

このような葛藤もあるでしょう。

 

多様性の受容

グローバル人材とは限りませが、人には「多様性を受入れる力」を持っていることが大切ですが、簡単に言えば、「いろいろな種類や傾向のものがあることを受け入れること」です。

これからの時代は、この力を持っているかどうかが非常に重要になります。

 

「自分の目には黒色に見えるモノを、赤色だと主張する人がいるならば、無理に黒だと思わせなくてもよい」

「その人にとっては赤色なのだな」

ということを受け入れるということです。

可能な範囲で、多様性を受入れてみましょう。

 

たとえば、「仕事はスーツ姿でするべきだ」という常識を持っている人もいるかもしれませんが、現実は、「世界的な賞を受賞した映画がパジャマ姿の人に作られていた」ということもあるのです。

人は人です。あなたの常識に当てはめなくて良いのです。

Changing people as we want, we don’t get anything.

 

人を変えようとすること

他人に対して「やる気を出させよう!」と思い振る舞うと、その人のやる気は一向に出てこないでしょう。

 

人は、「自分を変えようとしている人」「自分が変わることを望んでいる人」に対して敏感です。

  • もっとやる気を出すべきだ
  • もっとちゃんと仕事をするべきだ
  • もっと協調性もって周囲と関わるべきだ

などと思いながら、あなたが若者や部下と関わっているとしたら、その相手は、それを感じ取り、あなたと距離を置いています

 

以下のことを周りの人が知っていることが大切です。

◆周りの人が知っておくと良いこと

  • 人がやる気になるタイミングは、あなたの欲するタイミングとは異なる
  • 全ての人が、やる気を自在にコントロールできる訳ではない
  • やる気なく見える人のやる気は、環境によっては引き出される
  • 自分のありのままを人として認め受入れられていない環境では、人は自己防衛・自己証明・自己実現に走りやすい
  • 相手を欠点含めありのまま認め受入れ、可能性を信じられる人は、自分のことを評価し認め、可能性を信じている人
  • 先を行ったやる気ある人が疲れた頃、やる気なかった人が追いつき、チームを救うこともある

 

今はやる気なく見えるその人の中にある「やる気」の存在を、ただ信じていれば良いと思います。

その人のタイミングで、「やる気」は出てくるかもしれません。

 

もし、多様性を受入れることによって、誰かが犠牲になってしまうような場合は、冷静に、あなたの事情を周囲に伝えることも大切です。

ただ、その事情を伝え合える関係性が予め築かれていなければ、理解し合うことも難しいかもしれません。

ですから、相手を認める、尊重する、敬意を払う、可能性を信じる、などという、お互いの姿勢が大切です。

相手にそのような姿勢が見られない場合、「自分だけ大人になったって意味がない」と思うか、「自分がまずはトコトン変わってみよう」と思うかは、人によります。

【グローバル人材⑫】ビジョンを叶えていく生活を計画【目標設定/関わり方】

「ビジョンを叶える生活を計画【周囲の人の関わり方】」記事はこちらから

 

◆私の過去「やる気なく感じも悪い後輩だった」

そんな私も、以前は、やる気なく、オマケに感じも悪い後輩でした。

キッカケは、仕事でミスをしたことですが、自分の弱点を認められなくて、投げやりにもなり、先輩たちに傲慢な態度を取るようになりました。

本当の私は、素直で前向きな自分でありたいと、どこかで思っていたのですが、投げやり感に自分が押し潰されていました。

 

しばらくして落ち着き、私が前向きさを取り戻しかけた時、その先輩たちは、何も言わず私の仕事を物凄いパワーでサポートしてくれました。

私が傲慢な態度を取り続けていた先輩たちは、私に対してイラついたり、私を変えようとする代わりに、私がいつか前向きになると信じてくれていたのだと、気づきました。

 

私は申し訳なさと、情けなさと、ありがたさが入り交じった複雑な気持ちになり、そして、「これからは何があっても前向きに頑張る」と心に誓ったのを覚えています。

私が傲慢な言葉をぶつけた時の、先輩の優しい目は今でもハッキリと覚えています。

 

自分のことを信じ、認め、自分の可能性を自分より信じているかのような人のもとでは、人は主体を引き出しやすく、成長しやすいのでしょうね。

 

背負いすぎない

とは言え、やる気ない人が前向きになれない理由は、必ずしも環境や周囲の人にある訳ではありません。

あなたが、はなから原因を彼らに見出すのではなく、自分の人間性を高め、周囲に働きかけ環境創りに尽力し、精一杯彼らに向き合ったのであれば、充分だと思います。

 

  • あなたが感知し得ない未来で、その努力は報われているかもしれません(先輩に感謝している私のように)
  • あなたの真摯な思いに接した上で、現状維持を決めるのは、彼らの自由意志です(色々な人生があって正解です)
  • あなたの姿勢は他の仲間に気づきを与えているかもしれません
  • 何より、あなた自身が、精神性を高められました
  • チームの戦力になれない人の特徴を、人事で採用に活かしてもらえるかもしれません

 

元気がないように見えているあなた

元気がないように見えている当の本人は、無理をせず、心に従ってください。

物静かだからと言って、当事者意識がないとか、やる気がないのだとは思いません。

表現の違いかもしれないと思っています。

 

もし本当に当事者意識が持てず、やる気も出てこないのだとしても、問題ありません。

ありのままの心に従ってください。

心が休みたいと思っているなら、自信を持って心に従ってください。

いつも元気でいられる人ばかりではありません。

そのことを分かっている人もいますし、分かってもらうことも大切なことです。

 

そして、充分休み、もし少し顔を上げられるようになったら、周りに合わせて自分を取り繕い生きるのではなく、本当の自分を見つけてみてください。

【グローバル人材⑤】「自分」を知っていますか?【主体を引き出す/自分軸】

「主体を引き出す」記事はこちらから

 

YouTube「やる気・元気がない仲間がいたら」動画はこちらから

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