【グローバル人材㉑】One Teamの意識が強いチームを作る【トータルで成長】
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【グローバル人材㉑】One Teamの意識が強いチームを作る【トータルで成長】
前回のコラム「元気がない仲間がいたらどうするか?」では、周りの人の関わり方について確認しました。
では、元気がある人はチームの中でどのような働きをすれば良いのでしょうか。
特に正解はなく、ありのままでいれば良いと思いますが、できれば、One Teamの意識を持ってみてください。
TOTALでチームを支える
元気な時期、閃くとき、成長速度が加速するとき、やる気スイッチが入るときなどは、人によって異なります。
成長が速ければ良い訳でも、なるべく多くの時間元気でいる人が偉い訳でもありません。
チームの中でそのとき元気な人が元気な働きをするなど、それぞれの働きをすることで、トータルでチームが成長していけば良いのです。
元気な人が疲れたとき、別の人の元気スイッチがONになることもあります。
例「One Team日本」
私は、日本の自治体で、職員や住民に向けたグローバルセミナーを行うことがありますが、そこでいつもお伝えしていることがあります。
みなさんは、観光公害を知っていますか。
たとえば、外国人観光客が多く訪れ、そのマナーや行為によって、迷惑を感じている地元の人々が多くいる京都という地域があります。
外国人のことを心温かく受け入れた方が良いということは京都の人だって知っています。
でも、頭で分かっていても、心が温かくなれないということがあるのです。
苦しむ京都は、どのようにして心を復活させれば良いのでしょう。
自力で踏ん張り、耐えろ!というのは寂しく感じますよね。
私はこう思います。
京都の人々の心が回復するまでは、京都以外の各地域の人々が、それぞれの地域・役割で、外国人とのコミュニケーションを豊かに築きながら、その元気がいつの日か京都に伝われば良いのではないでしょうか。
観光地の人々や、自治体職員や住民など、私たちに先駆けて困難に立ち向かった人々の奮闘に感謝し、心を休ませてあげましょう。
そして、補い合って、One Team日本が隅々まで笑顔で溢れ、心豊かになれば良いのです。
One Teamを体に置き換え考える
One Teamを、体に置き換えてみると、観光公害に苦しむ京都であれば、位置からして、だいたい左腰です。
もし人が、左腰を痛めてしまったら、その人の左腰以外の体のパートは、左腰を治すために動きます。
脳で最寄りの病院を思い出し、目と手でスマホを操り調べ、足で歩いて病院へ行き、その他のパートは、左腰になるべく負担を掛けないよう無意識に動きます。
脳は北海道?手は能登半島あたり?足は近畿~九州?北海道(脳)から沖縄(つま先?)までが、一丸となって動き、京都(左腰)を治そうとします。
そして、左腰が治ったら、全身は喜びます!頭・心はウキウキ、足はルンルンです。
日本はOne Team です。地域も世界もOne Team です。
◆One Team Japanと言えば
2019年ラグビーワールドカップで日本代表を世界ベスト8に導いたジェイミー・ジョセフ監督の言葉。
「例え選手の能力がバラバラでも、全員が同じ方向を向いていれば、チームは必ず強くなる」
▶YouTube「One Teamの意識が強いチームを作る」動画はこちらから
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