外国人 接客 トラブル クレーム 英語 対応 単語の使い方「嫌味なpleaseに注意」
「please」の落とし穴
一般的なサービス現場において、外国人のお客様に対応する際、何も難しい語彙なんて必要ありません。
基本的なフレーズや単語を、
「うまく」使うだけ!と言っても過言ではありません。
と言うと、皆さん「えー?!」と仰います。
なので、研修では実際に、外国人のお客様からのクレームを解決へ導くまでに、対応者が英語で何と言ったか、ということを、具体的に示すこともいたします。
すると、必ず気付いて頂けます。
なんだ、難しい英語なんて使ってない…
そうなんです。
難しい英語なんて、使わなくて大丈夫なのです。
(一般的なサービス現場の場合です)
では、
クレームをスムーズに解決させる対応者は、
何が違うのでしょうか?
単語の「使い方」が違うのです
単語の使い方、言い方を、微妙に、意識的に、
操っているのです。
例えば、
万能word「please」
①Could you please show me your ticket?
②Could you show me your ticket, please?
この2つの文章は、pleaseを使う場所が違います。
どちらが好ましいでしょうか?
実際に聞いて比較して頂けると、すぐに分かるのですが、
接客現場では、①が好ましいのです。
なぜでしょうか?
②の場合、
Could you show me your ticket…..と、途中まで言った段階で、もし、お客様がticketを取り出そうという動きをしていなかった場合、
最後の「please?」は、催促に聞こえてしまい兼ねません。
「だから早く見せてよticket」的なニュアンスにも受け取られ兼ねません。
こちらは、そんなつもり、全くないのに。
pleaseを最後に使うのが間違っているということではありません。
最後に使う方が言い方が柔らかくなる場合もあります。
今回の例のように、お客様に対して何かを依頼して、すぐにその為に動いて欲しい時などは、
少し心に留めておいてください。
pleaseの使い方。
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