【One Team Japan】①地域作りの真基準 グローバルコミュニケーションの目的と目標

【One Team Japan】のコラムでは、

自治体や地域住民対象グローバルコミュニケーション講義にて

お伝えしているポイントや、自治体や地域住民とお話しする中で

気づいたことなどを紹介しています。

地域創りの真基準 グローバルコミュニケーションの目的と目標

最初に確認することは、グローバルコミュニケーションの目的と目標です。

グローバルコミュニケーション力を高める為のセミナーを

受けて頂く場合は、セミナーによってコミュニケーション力を

高めた先に、何を目指しているのか?という部分です。

 

まず、良質なグローバルコミュニケーションとは?

外国人との共存共栄が進む中で、必要になるのが、

良質なグローバルコミュニケーションです。

これは必ずしも語学力ではありません。

 

英語なのか、日本語なのか、分かりませんが、

国籍を超え、世代を超え、文化の壁を越えて、

良質な人間関係を築き、それが結果として、

誰にとっても住みやすい地域環境の創造に繋がること。

これが、”良質なグローバルコミュニケーション”であり、

地域創りの真基準だと思います。

 

そのために必要な考え方やスキルを確認することが、

コミュニケーション力を高める作業です。

 

そんなこと、分かりきっていると思われるでしょう。

しかし、自治体・企業・学校などで

グローバルコミュニケーション講義を続ける

私達が、このことを敢えて最初にお伝えするには、

理由があります。

 

それは、目的意識が正しく設定されているかどうかは、

取組み効果、教育効果に非常に大きな差を生むけれど、

正しく設定しないまま地域創り、組織創り、人財基盤創り

などに取り組む地域、組織、学校、人々が多いからです。

目的意識が正しく設定されているかどうかは、 取組み効果、教育効果に非常に大きな差を生むけれど、 正しく設定しないまま地域創り、組織創り、人財基盤創り などに取り組む地域、組織、学校、人々が多い

 

結局、”良質なコミュニケーション”に繋がらない取組み

例えば、

”他府県より多くの外国人から選ばれる県になる”

”外国人から選ばれる都道府県順位を上げる”

”隣接地域より外国人に選ばれ有名な地域になる”

”地域の観光収入を上げる”

 

このような、

”自分の地域が一番になりたい”

”他地域より選ばれたい”

という自分にとっての利益を何よりも追求する

自分ファースト視点による考えは、

良質なグローバルコミュニケーションの

目的には、決してなり得ません。

 

自分ファースト視点によるコミュニケーションも、

事業も、教育も、成果は出なくなりました。

 

少し前までは、自分ファースト主義者も利益を上げ

成果を出していましたが、時代は変わりました。

相手や地域社会、皆にとってHappyがもたらされる

ものが、成果を出せる唯一の価値になりました。

時代が、持続可能な発展を望んでいるからです。

どこかに犠牲やシワ寄せがあれば、

発展が持続することは難しいと思います。

 

ある特定の地域だけ、ある特定の人々だけが

Happyになるための努力は、もう報われません。

地域を訪れる外国人を満たすために住民を犠牲にしたり、

両者を満たすために自治体が犠牲になったり、

他地域と外国人を奪い合ったり、

自分たちの価値を証明するために他者批判をしたり、

このような発想では、その地域は発展しません。

地域を訪れる外国人を満たすために住民を犠牲にしたり、 両者を満たすために自治体が犠牲になったり、 他地域と外国人を奪い合ったり、 自分たちの価値を証明するために他者批判をしたり、 このような発想では、その地域は発展しません。

 

グローバルコミュニケーションの目的

私達が自治体などでグローバルコミュニケーション講義を行う際に

お伝えしている”グローバルコミュニケーションの目的”は2つです。

  1. 外国の方と日本人住民が関わる中で、多くの幸せを感じること
  2. 1を通した、更に心豊かな地域創り

言葉関係なく心を通わせ、 互いを温かく受入れ、笑顔を交わし、 楽しさや幸せを感じる外国人と地域住民が 増える連鎖が広がる情景です。 これが、グローバルコミュニケーションの目的=理想のビジョンです。

イメージで言えば、言葉関係なく心を通わせ、

互いを温かく受入れ、笑顔を交わし、

楽しさや幸せを感じる外国人と地域住民が

増える連鎖が広がる情景です。

これが、目的=理想のビジョンです。

 

セミナーをする講師が抱く理想のビジョンは、

”その地域の幸せ”で止まっていません。

良質なグローバルコミュニケーションによる効果は、

日本中、世界中の幸せへ繋がっていると思っています。

ある特定の地域だけの一人勝ち、

日本だけの一人勝ち、

そのような理想にはお役に立てませんし、

そのような理想は、もう叶いません。

 

過去を思い出すと、理想のビジョンを掲げれば、

多くの人々は、諦めのため息を漏らしました。

「理想は分かるんだけど・・・」と。

しかし今、確かに時代は変わったと感じるのは、

「やっぱり、そうでなければうまく行かないのか・・・」

という声が増えたからです。

 

その地域にとっての”本当の発展”を願うから、

理想を持った地域創りが大切だと思っています。

その理想とは、自分ファースト視点ではなく、

他者の幸せを願う視点です。

本来、日本人が得意とする視点です。

その地域にとっての”本当の発展”を願うから、 理想を持った地域創りが大切だと思っています。 その理想とは、自分ファースト視点ではなく、 他者の幸せを願う視点です。 本来、日本人が得意とする視点です。

 

 

地域創りが成功する流れ

外国人や住民、両者の幸せという理想を掲げ、

追求することは、成果を手放すことには繋がりません。

外国人を幸せにするイコール集客を諦める・・・?

地域住民の犠牲をなくすイコール外国人とは共存できない・・・?

そんなはずはありません。

 

実際、国籍問わず関わる人々が幸せである場合、

その幸せの実現を追求する過程で、成果は出ます。

その過程で、外国人から愛され、選ばれます。

他地域に勝つことよりも豊かな成功を得ます。

いずれの成果も、”その過程で”出ます。

 

外国人に訪れてもらうこと、他地域に勝つこと、

という自分ファースト視点を目的にしていれば、

それさえ叶いません。

 

自分ファースト視点では、持続可能な発展へ

繋がるための正しい判断が下せないからです。

人々や地域、日本、世の中などの幸せを目的に

動くから、自分ごとの目標が”過程で”叶います。

 

外国人に真の幸せを感じて貰える地域が、

選ばれない訳がありません。

住民や外国人に真の喜びを与える価値から、

評価やお金が遠ざかる訳がありません。

”真に”他者の幸せの追求をしていれば、

目標は叶うモノではないでしょうか。

 

なかなか目標が叶わない時は、

「現実は理想と違うから」と諦め、

理想を手放している時かもしれません。

利己主義で動いている時かもしれません。

 

だから、目的を、正しく、志高く、

他者への貢献視点で設定することが、

思っている以上に、とても大切なのです。

 

これは、地域創りだけではなく、

多国籍組織創りでも、

グローバル環境で活躍する人財のための

基盤(マインド)形成でも、同じです。

企業人にも、経営者にも、アスリートにも、

スポーツ指導者にも、教員にも、学生にも、

共通して必要なことです。

目的を、正しく、志高く、 他者への貢献視点で設定することが、 思っている以上に、とても大切なのです。

 

グローバルコミュニケーション力を高める上での目標

次に、グローバルコミュニケーション力を高める上での目標です。

セミナーでお伝えしている目標は以下2つです。

  1. キテ ヨカッタ!と外国の方が感じるために必要なチームの力(地域の力)を高めること
  2. 外国の方とのコミュニケーションが楽しくなるためのマインドとスキルを更に身につけること

 

”グローバルコミュニケーション力”を高めようとする

多くの日本の自治体や企業、学校などが、

”グローバルコミュニケーション=英語力”と考えています。

教育を企画する担当者の多くは、

自治体責任者や、市民、学校の生徒、企業の従業員に対し、

外国人の講義を受けさせ、英語に慣れる時間を作り、

少しのアウトプットの時間を作り、

「やはり英語力が基本です。英語、頑張りましょう!」

「勇気を持ってコミュニケーションしましょう!」

などと締めくくるかもしれません。

 

しかし、それでは良質なコミュニケーションから成る

豊かな地域創りには繋がりにくいかもしれません。

 

なぜなら、最も重要な以下2つのポイントを

省略していることが多いからです。

  1. 地域創りの重要性
  2. 良質なグローバルコミュニケーションに欠かせないマインド

 

これらを省略し、英語力が大切!

中国語!ジェスチャー!

コミュニケーションに勇気を持つ!

コミュニケーションはスキルが大切!

お役立ち異文化情報!多言語シート!

などを学び用意しても、それらの

スキルや情報は有効に活かせません。

 

むしろ、上記2つのポイントさえ踏まえれば、

語学力も、ジェスチャーも、異文化情報も、

誤解を恐れず言えば、”何でも良い・・・”と思います。

スキルも情報も、もちろん大切なのですが、

人それぞれのスキル、情報、コミュニケーション

スタイルで、良いではないかと思います。

それに、マインドが追いついていない人の多くは、

結局、語学力向上へのモチベーションも続きません。

スキルも情報も、もちろん大切なのですが、 人それぞれのスキル、情報、コミュニケーション スタイルで、良いではないかと思います。

 

 

地域創りや、コミュニケーション力向上などの

取組みは、サラ~っと始めるのではなく、

強く、確かな目的意識を持って始めることが大切です。

 

自治体であれば、外国人と日本人住民にとって

どのような地域になりたいのか?

それは、どのような理想に繋がっているのか?

という”ビジョン=理想の状態”を定めること、

そして、そのビジョンは利己主義な視点ではなく、

他者貢献視点で定めることが、大切です。

 

他者貢献によって、自分の目標や欲望を

犠牲にするのでは、決してありません。

他者貢献視点で動き続ける”過程で”、

自己の目標や欲望は叶っていきます。

 

ですから、愛のある、高い志をもって、

ビジョンを設定することから始めましょう。

愛のある、高い志をもって、 ビジョンを設定することから始めましょう。

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